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2級工業簿記無料講座

第1章-6:労務費の分類

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労務費とは?

労務費とは労働用役の消費によって生じる原価をいい、支払う相手(従業員の種類)とその報酬の内容によって分類されます。

従業員の分類

(1)工員

工員とは製品の生産に携わる従業員のことをいい、次のように分類できます。

・直接工
製品の加工作業を行う工員。(例)組立工、機械工など。
・間接工
製品の加工以外の間接的な作業を行う工員。(例)修繕工、清掃工など。

(2)職員・事務員など

経理や事務などを行う職員、工場長、守衛など。

報酬の内容による分類

(1)基本給

労働の主たる対価として支払う報酬。(例)基本賃金(工員に対するもの)、給料(工員以外の事務員などに対するもの)

(2)手当

基本給に加えて支給される報酬。作業に関係するもの(残業手当、危険手当など)と作業に関係ないもの(住宅手当、通勤手当など)に分類できます。

なお、作業に関係する手当のうち工員に対して支払われるものを加給金といいます。

(3)賞与

いわゆるボーナスのこと。

(4)その他

・退職給付費用
退職金の支給に備えて設定される引当金の繰入額。
・法定福利費
社会保険料(厚生年金、健康保険、雇用保険など)の会社負担分。

労務費の分類まとめ

労務費を従業員の種類と報酬内容から分類すると次のようになります。

基本給 手    当 賞与 その他
作業に関係 作業に無関係
直接工 基本賃金 加給金 諸手当 賞与 退職給付費用

法定福利費
間接工 基本賃金 加給金
事務員など 給料

直接工賃金 直接工に支払う基本賃金と加給金の合計。
間接工賃金 間接工に支払う基本賃金と加給金の合計。
従業員賞与手当 従業員に支払う賞与と手当。ただし、工員に支払う加給金は除く。



ポイントチェック!

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※このページで説明した労務費の分類のうち、直接工賃金間接工賃金従業員賞与手当という分類は原価計算上とても重要です。どんなものがこれらに該当するのかをしっかりと理解してください。


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