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第2章-5:仕損の仕訳と勘定記入

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前回のおさらい

前回の例題で作成した原価計算表です。これを使って、仕損の仕訳と勘定記入の方法を説明していきます。

#100 #200 #100-1 #200-1 合 計
直接材料費 160,000 50,000 20,000 100,000 330,000
直接労務費 230,000 70,000 15,000 170,000 485,000
製造間接費 310,000 100,000 15,000 330,000 755,000
小計 700,000 220,000 50,000 600,000 1,570,000
評価額 △70,000 △70,000
仕損費 50,000 △150,000 △50,000 150,000
合計 750,000 750,000 1,500,000

仕損の処理に関する仕訳は、仕損品に評価額がない場合とある場合とで異なります。


仕損品に評価額がない場合(#100-1)

ⅰ.仕損費計上時の仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕損費 50,000 仕掛品 50,000

※貸方の「仕掛品」は#100-1を表します。

ⅱ.仕損費賦課時の仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕掛品 50,000 仕損費 50,000

※借方の「仕掛品」は#100を表します。

仕損に評価額がない場合の勘定記入方法

※仕訳上は仕損費勘定を経由していますが、上の図では省略しています。


仕損品に評価額がある場合(#200)

ⅰ.仕損費計上時の仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕損品
仕損費
70,000
150,000
仕掛品 220,000

仕損品の評価額は仕損品勘定(資産)で処理します。

※貸方の「仕掛品」は#200を表します。

ⅱ.仕損費賦課時の仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕掛品 150,000 仕損費 150,000

※借方の「仕掛品」は#200-1を表します。

仕損に評価額がある場合の勘定記入方法

※仕訳上は仕損費勘定を経由していますが、上の図では省略しています。

旧製造指図書(#200)に集計された原価¥220,000のうち、仕損品の評価額¥70,000を控除した後の¥150,000を新製造指図書(#200-1)へ仕損費として賦課します。




ポイントチェック!

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1.補修製造指図書または旧製造指図書の仕掛品勘定に集計された金額を良品となる仕掛品勘定(借方)へ振り替える。

2.仕損品に評価額がある場合は、その見積評価額を仕損品勘定(資産)で処理する。


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