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2級商業簿記無料講座

第0章-1:損益計算書の表示

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3級と2級の違い

3級では、損益計算書(勘定式)の表示について費用は借方に収益は貸方に記入するということだけ知っていれば問題ありませんでした。また、貸借対照表においても資産は借方に負債と純資産は貸方に記入するということだけしか勉強しませんでした。

しかし、2級においてはもう少し詳しい分類を知っていなければなりませんので、本章に入る前に損益計算書と貸借対照表のひな型を掲載しておきます。

ただし、この章で説明する損益計算書と貸借対照表の分類はすぐに覚えなければならないというものではありません。新たな勘定科目が出てきたらその都度、どこに分類されるのかを確認しながら学習していってください。


損益計算書(報告式)のひな型

損益計算書のひな型

※実際には、(+)や(-)は記載しません。


各区分の説明

Ⅰ.売上高
主たる営業活動による収益。
Ⅱ.売上原価
販売した商品の原価。
Ⅲ.販売費及び一般管理費
販売活動及び一般管理活動によって発生した費用。
Ⅳ.営業外収益
主たる営業活動以外によって発生した収益。
Ⅴ.営業外費用
主たる営業活動以外によって発生した費用。
Ⅵ.特別利益
臨時的に発生する利益。
Ⅶ.特別損失
臨時的に発生する損失。

各段階利益の説明

売上総利益
売上高から売上原価を差し引いて計算する。商品の販売による利益で、いわゆる”粗利益”とか”粗利”と呼ばれるもの。
営業利益
売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いて計算する。企業が行う営業活動から得られる利益を表す。
経常利益
営業利益に営業外収益を加算し、営業外費用を差し引いて計算する。企業が経常的に獲得できる利益。
税引前当期純利益
経常利益に特別利益を加算し、特別損失を差し引いて計算する。一会計期間に発生したすべての収益と費用を考慮した場合における利益。
当期純利益
税引前当期純利益から法人税、住民税および事業税を差し引いて計算する。企業の最終的な利益。なお、”税引後”当期純利益ではない点に注意。単に当期純利益と言った場合は、通常この”税引後”の当期純利益を表す。



ポイントチェック!

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1.日商簿記2級では、3級までのような勘定式ではなく、上で示したような報告式の損益計算書が出題される場合もあります。

2.各項目や各段階利益の名称を穴埋めにして答えさせるという問題も出題される可能性があるので覚えておきましょう。


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