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第0章-2:貸借対照表の表示

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貸借対照表のひな型

貸借対照表のひな型

※実際には、(+)や(-)は記載しません。

※貸倒引当金は貸方に記載するのではなく、対象となる債権等から控除する形式で借方に記載します。

※減価償却累計額は貸方に記載するのではなく、対象となる固定資産から控除する形式で借方に記載します。


流動・固定分類の説明

資産と負債については流動項目と固定項目に分類しなければなりませんが、その分類基準として次の2つのものがあります。

①正常営業循環基準
通常の営業サイクルの中に入る資産負債(例えば、現金預金・売掛金・買掛金・商品など)は流動項目とします。通常の営業サイクルとは、商品を仕入れて販売しその代金の決済を行うというようなサイクルを意味します。
②1年基準(ワンイヤー・ルール)
決算日の翌日から起算して、1年以内に決済されたり現金化される資産負債を流動項目とし、1年を超えるものを固定項目とします。

我が国における流動項目と固定項目の分類は、上の2つの基準を併用して分類していきます。

まず①正常営業循環基準を使って通常の営業サイクルの中にあるものは流動項目とし、通常の営業サイクルの中にないものは次に②1年基準を適用します。

すなわち、決算日の翌日から1年以内に決済されたり現金化される資産負債を流動項目とし、1年を超えるものを固定項目とします。

①正常営業循環基準 ②1年基準 流動固定分類
通常の営業サイクルにある 流動項目
通常の営業サイクルにない 1年以内 流動項目
1年超 固定項目


純資産の部の説明

ここでは純資産の部のうち、2級で出題される可能性のある項目のみを簡単に説明します。純資産の部については本章で詳しく説明します。

Ⅰ.株主資本
1.資本金 払い込まれた資本のうち、「資本金」として会計処理したもの。
2.資本剰余金 (1)資本準備金 直接資本金の増減を生じさせる取引から発生したもののうち、資本金としなかった部分。
3.利益剰余金 (1)利益準備金 株主への配当などの際に、会社法によって積み立てることが強制される準備金。
(2)その他利益剰余金 任意積立金 株主総会の決議によって任意に積み立てられたもの。
繰越利益剰余金 留保されている利益のうち、利益準備金や任意積立金として積み立てられていないもの。



最後にこのページのポイントをチェック!

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1.丸暗記する必要はありませんが、ある勘定科目が貸借対照表のどこに表示されるのか(特に流動項目と固定項目の分類)について、日頃から意識するようにしましょう。

2.評価勘定(貸倒引当金や減価償却累計額など)の表示方法に注意してください。


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