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第9章-3:社会保険料等

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社会保険料の処理方法

給料支払い時

例題 給料¥300,000について、源泉所得税¥50,000、社会保険料¥10,000を差し引き、残額を現金で支給した。

健康保険や雇用保険などの社会保険は、従業員個人と会社(雇用主)の両方が負担します。このうち、従業員負担分については給料から天引きされますが、これは後に会社が納付しなければならないものなので、一時的に従業員から預かっているに過ぎません。

そこで、この金額を従業員預り金勘定で処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
給料 300,000 従業員預り金
現金
60,000
240,000

なお、従業員預り金は次のように所得税預り金社会保険料預り金に分けることもできますが、試験では問題の指示に従ってください。

借方科目 金額 貸方科目 金額
給料 300,000 所得税預り金
社会保険料預り金
現金
50,000
10,000
240,000

所得税の納付時

例題 従業員から預かっている所得税を現金で納付した。

「従業員預り金」のうち、源泉所得税分の¥50,000を減少させます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
従業員預り金 50,000 現金 50,000

社会保険料の納付時

例題 社会保険料¥20,000を現金で納付した。

まず、給料支払い時に従業員預り金勘定で処理している従業員負担分¥10,000を減少させます。残りの¥10,000は会社負担分となりますが、これを法定福利費勘定(販売費及び一般管理費)で処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
従業員預り金
法定福利費(※)
10,000
10,000
現金 20,000

(※)「福利厚生費」でも可。




ポイントチェック!

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1.源泉所得税や社会保険料などの給料の天引き部分は、従業員預り金(または所得税預り金社会保険料預り金)で処理する。
※給料は総額で計上することに注意。

2.社会保険料の納付時の処理
①従業員負担分→給料支払時に計上した従業員預り金を減額する。
②会社負担分→法定福利費(または福利厚生費)勘定で処理する。


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