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第5章-6:商品券と他店商品券



(当店発行の)商品券の仕訳

商品券発行時の処理方法

例題 商品券¥500を発行し、代金は現金で受け取った。

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金 500 商品券 500

face01 貸方は「売上」じゃないの?

以前にも言ったように、売上を計上するためには①商品の引渡し②代金の受け取りの2つの条件を満たさなければなりません。

この場合、代金は受け取りましたが商品の引渡しがまだなので、売上を計上することはできないのです。

face01 なんか「前受金」と似てるね。

はい。商品券は実質的に商品代金の前受けなので、前受金の一種だと考えることもできますが、商品券と前受金とではその性質が異なりますので、この場合は前受金勘定ではなく商品券勘定で処理します。

商品券勘定は、将来商品を引き渡さなければならないという義務なので負債として扱います。したがって、増加すれば貸方、減少すれば借方に記入します。

商品券勘定

商品の引渡時の処理方法

例題 商品¥500を売り上げ、代金は商品券で受け取った。

この段階で、①商品の引渡しと②代金の受け取りの2つの条件を満たしたので売上を計上するとともに商品券勘定を減少させる処理をします。

借方科目 金額 貸方科目 金額
商品券 500 売上 500

face01 処理の方法まで前受金と同じだね。


他店商品券の仕訳

他店商品券に関する一連の流れ

他店商品券とは、「他店が発行した商品券」のことを意味します。この他店商品券に関する一連の流れを簡単に説明すると次のようになります。

①消費者は他店(甲商店)から商品券を購入します。

②消費者が他店商品券を用いて、当店(ボキタロー商店)で買い物をした場合、他店商品券と引き換えに商品を引き渡します。

③後日、上の商品券を発行した他店(甲商店)に対して、商品券の代金を請求します。

【他店商品券のイメージ】

他店商品券のイメージ

他店商品券を受け取とった時の処理方法

例題 甲商店の発行した商品券と引換えに、商品¥500を販売した。

他店が発行した商品券と引換えに商品を販売したときは、他店商品券勘定で処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
他店商品券 500 売上 500

他店商品券勘定は、商品券を発行した会社に対して代金を請求することができる権利を表すものなので資産です。したがって、増加すれば借方、減少すれば貸方に記入します。

他店商品券勘定

清算時の処理方法

例題 後日、甲商店に商品券の代金を請求し、現金で精算された。

他店の発行した商品券を精算したときは、他店商品券勘定を減少させます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金 500 他店商品券 500

face01 なんか、このところ同じパターンの処理方法が続くね。

はい。「第5章:その他債権債務等」の分野に関しては、債権債務が発生すれば資産負債を計上し、債権債務が消滅すればそれを減額するという、ほとんど同じパターンの処理になります。




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INDEX

 第1章:現金および預金
 第2章:商品売買
 第3章:手形取引
 第4章:有価証券および固定資産
 第5章:その他債権債務等
 第6章:決算手続き
 第7章:帳簿および財務諸表
 第8章:伝票式会計
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