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日商簿記3級無料問題集

問題3-2:手形の裏書譲渡と割引に関する仕訳問題

【難易度】★★★☆☆
【主な論点】手形の裏書譲渡、手形の割引、割引料の計算、当座借越

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問題

以下の各取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと。


現金 当座預金 普通預金 受取手形
売掛金 支払手形 買掛金 当座借越
売上 仕入 営業費 手形売却損

  1. 商品¥100,000を仕入れ、代金のうち¥70,000については、かねて受け取っていた他店振出しの約束手形を裏書譲渡し、残額は掛けとした。
  2. 商品¥110,000を売り上げ、代金として以前当店が振出した約束手形の裏書譲渡を受けた。
  3. 以前に受け取っていた得意先振出しの約束手形¥10,000を取引銀行で割り引き、割引料¥200を差し引かれた手取金は当座預金とした。
  4. かねて受け取っていた得意先振出しの約束手形¥50,000を取引銀行で割り引き、割引料¥1,000を差し引かれた手取金を当座預金に預け入れた。なお、当座借越勘定は¥15,000の貸方残高となっている。
  5. 所有の手形¥80,000を取引銀行で割り引き、割引料が差し引かれた残額を当座預金とした。なお、割引日数は26日(日割計算による)、割引率は年7.3%である。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仕入 100,000 受取手形
買掛金
70,000
30,000
2 支払手形 110,000 売上 110,000
3 当座預金
手形売却損
9,800
200
受取手形 10,000
4 当座借越
当座預金
手形売却損
15,000
34,000
1,000
受取手形 50,000
5 当座預金
手形売却損
79,584
416
受取手形 80,000


解説

1.の解説

所有している約束手形を裏書譲渡したときは、「受取手形」の減少として処理します。

2.の解説

以前に当店が約束手形を振り出したときは、支払手形勘定で処理していますが、この自己振出約束手形を受け取った(裏書譲渡された)場合は、「手形代金の支払義務がなくなった」ということで支払手形勘定の減少として処理します。

3.の解説

所有している約束手形を割引いたときは、「受取手形」の減少として処理します。なお、割引料は「手形売却損」で処理します。

4.の解説

①当座借越がある場合は、まず当座借越がゼロになるまで当座借越勘定の借方に記入します。

②割引料を「手形売却損」で処理します。

③「当座預金」の金額は貸借差額で求めます。

5.の解説

手形売却損は次のように計算します。

手形売却損 = 手形の額面金額 × 年割引率 × 割引日数/365日

したがって、手形売却損の金額は次のようになります。

¥80,000 × 7.3% × 26日/365日 =¥416



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・第3章-1:約束手形
・第3章-2:手形の裏書譲渡
・第3章-3:手形の割引


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