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日商簿記3級無料問題集

問題5-3:前払金と前受金の仕訳問題

【難易度】★★★☆☆
【主な論点】前払金、前受金、手形の裏書譲渡、商品売買に係る付随費用

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問題

次の取引についてA商店およびB商店の両方の仕訳を示しなさい。

  1. A商店はB商店へ商品¥100,000の注文をし、その予約金として¥40,000の小切手を振り出して支払った。
  2. 1.の注文通りB商店は、A商店に商品¥100,000を引き渡した。なお、代金の残額は後日受け取ることとした。
  3. B商店は得意先A商店に商品¥500,000を売り渡し、代金のうち¥150,000はすでに受け取っていた手付金と相殺し、残額については甲商店振出し、A商店受取りの約束手形の裏書譲渡を受けた。なお、商品の発送運賃¥20,000についてはA商店とB商店が半額ずつ負担(現金払い)する契約となってる。

※解答・解説はこの下にあります。











解答

答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 A商店 前払金 40,000 当座預金 40,000
B商店 現金 40,000 前受金 40,000
2 A商店 仕入 100,000 前払金
買掛金
40,000
60,000
B商店 前受金
売掛金
40,000
60,000
売上 100,000
3 A商店 仕入 510,000 前払金
受取手形
現金
150,000
350,000
10,000
B商店 前受金
受取手形
発送費
150,000
350,000
10,000
売上

現金
500,000

10,000


解説

仕入および売上を計上するためには、原則として次の2つの条件を満たさなければなりません。

「仕入」を計上するための条件 「売上」を計上するための条件
条件1 対価の支払い 対価の受け取り
条件2 商品の受け取り 商品の引き渡し

予約金などを受け取った時点では、条件1は満たしますが条件2を満たしていないので、仕入および売上を計上することはできません。

このような代金の前払いや前受けは、前払金勘定および前受金勘定で処理しておき、商品などの受入れ・引渡しがあったときに、仕入勘定および売上勘定に振り替えます。

問題文中に”予約金”、”手付金”、”内金”などの文言がある場合は、すぐに「前払金」「前受金」が頭に浮かぶようにしておきましょう。

また、商品売買に係る付随費用を自店で負担する場合、仕入諸掛については仕入原価に含め、販売諸掛については発送費として処理します。




できなかった人は復習を!

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・第2章-5:付随費用(仕入諸掛と販売諸掛)の処理
・第3章-3:手形の裏書譲渡
・第5章-3:前払金と前受金


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