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日商簿記3級無料問題集

問題5-4:仮払金と仮受金の仕訳問題

【難易度】★★★☆☆
【主な論点】仮払金、仮受金、現金の範囲

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問題

次の取引について仕訳を示しなさい。

  1. 従業員の出張に際し、旅費の概算額¥50,000を現金で手渡した。
  2. 1.の従業員が出張から戻り、旅費の残金¥8,000を現金で受け取り、直ちに当座預金に預け入れた。
  3. 得意先A商店から送金小切手¥500,000が送られてきたが、その内容は不明である。
  4. 出張中の従業員から当座預金の口座に¥130,000の入金があった。このうち、¥80,000については、得意先B商店から注文を受けた際に受領した手付金であることが判明しているが、残額についての詳細は不明であった。
  5. 先月に得意先C商店より¥350,000が当座預金の口座に振り込まれ、その内容が不明であったため仮受金として処理していたが、本日C商店から連絡が入り、その内訳が売掛金の回収額¥300,000と注文を受けた商品¥400,000に対する内金¥50,000であることが判明した。

※解答・解説はこの下にあります。











解答

答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仮払金 50,000 現金 50,000
2 当座預金
旅費交通費
8,000
42,000
仮払金 50,000
3 現金 500,000 仮受金 500,000
4 当座預金 130,000 前受金
仮受金
80,000
50,000
5 仮受金 350,000 売掛金
前受金
300,000
50,000


解説

現金を受け取った(または支払った)が、その金額が不確定である、あるいは処理すべき相手勘定が未定である場合に、その金額と勘定科目が判明するまでの間、一時的に記帳処理しておくため、「仮払金」「仮受金」を用いて処理します。

ただし、「仮払金」「仮受金」はあくまでも一時的に記帳処理しておくための勘定なので、勘定科目および金額が確定した場合は、ただちに本勘定へ振り替えなければなりません。

3.の解説

送金小切手は現金勘定で処理します。忘れた人はもう一度、簿記上「現金」として処理されるものについて再確認をしておいてください。

【簿記上「現金」として処理されるもの】

(1)通    貨 (2)通貨代用証券
紙幣・硬貨 ①他人振出しの小切手
②送金小切手
③郵便為替証書
④支払期限到来済の公社債利札
⑤株主配当金領収証

5.の解説

得意先C商店より¥350,000が当座預金の口座に振り込まれたときは、その内容が不明であったため次のような仕訳をしていますが、これはすでに処理済です。

(借)当座預金 350,000 / (貸)仮受金 350,000

その後、C商店から連絡が入り、その金額および勘定科目が判明した時点で「仮受金」から適切な勘定へ振り替えます。




できなかった人は復習を!

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・第1章-1:現金の範囲と他店振出小切手
・第1章-3:当座預金の意味と当店振出小切手
・第5章-3:前払金と前受金
・第5章-4:仮払金と仮受金


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