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日商簿記3級無料問題集

問題5-4:仮払金と仮受金の仕訳問題



問題

次の取引について仕訳を示しなさい。ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと。


現金 普通預金 当座預金 売掛金
前払金 仮払金 買掛金 前受金
仮受金 売上 仕入 旅費交通費

  1. 従業員の出張に際し、旅費の概算額¥50,000を現金で手渡した。
  2. 出張中の従業員から普通預金の口座に¥130,000の入金があった。このうち、¥80,000については、得意先B商店から注文を受けた際に受領した手付金であることが判明しているが、残額についての詳細は不明であった。
  3. 1.の従業員が出張から戻り、旅費の残金¥8,000を現金で受け取り、直ちに当座預金に預け入れた。
  4. 得意先A商店から送金小切手¥500,000が送られてきたが、その内容は不明である。
  5. 先月、得意先C商店より¥350,000が当座預金の口座に振り込まれ、その内容が不明であったため仮受金として処理していたが、本日C商店から連絡が入り、その内訳が売掛金の回収額¥300,000と注文を受けた商品¥400,000に対する内金¥50,000であることが判明した。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仮払金 50,000 現金 50,000
2 普通預金 130,000 前受金
仮受金
80,000
50,000
3 当座預金
旅費交通費
8,000
42,000
仮払金 50,000
4 現金 500,000 仮受金 500,000
5 仮受金 350,000 売掛金
前受金
300,000
50,000


解説

現金を受け取った(または支払った)が、その金額が不確定である、あるいは処理すべき相手勘定が未定である場合に、その金額と勘定科目が判明するまでの間、一時的に記帳処理しておくため、仮払金勘定(資産)および仮受金勘定(負債)を用いて処理します。

ただし、「仮払金」「仮受金」はあくまでも一時的に記帳処理しておくための勘定なので、勘定科目および金額が確定した場合は、ただちに本勘定へ振り替えなければなりません。

4.の解説

送金小切手は現金勘定で処理します。忘れた人はもう一度、簿記上「現金」として処理されるものについて再確認をしておいてください。

【簿記上「現金」として処理されるもの】

(1)通    貨 (2)通貨代用証券
紙幣・硬貨 ①他人振出しの小切手
②送金小切手
③郵便為替証書
④支払期限到来済の公社債利札
⑤株主配当金領収証

5.の解説

得意先C商店より¥350,000が当座預金の口座に振り込まれたときは、その内容が不明であったため次のような仕訳をしていますが、これはすでに処理済です。

(借)当座預金 350,000 / (貸)仮受金 350,000

その後、C商店から連絡が入り、その金額および勘定科目が判明した時点で「仮受金」から適切な勘定へ振り替えます。




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その他

INDEX

 第1章:現金預金の問題
 第2章:商品売買の問題
 第3章:手形取引の問題
 第4章:有価証券および固定資産の問題
 第5章:その他債権債務等の問題
 第6章:決算整理事項の問題
 第7章:帳簿および財務諸表の問題
 第8章:伝票会計の問題
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