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問題5-8:引出金と税金の勘定記入問題



問題

次の一連の取引について、以下で示す引出金勘定および租税公課勘定を完成させなさい。

【当期の引出金と租税公課に関する取引】

3月 3日 事業主に課せられる所得税の確定申告を行い、前年度に納付済みである予定納税額を差し引いた残額¥80,000を店の現金で納付した。

4月28日 建物および土地に対する本年度の固定資産税¥180,000の納税通知書を受け取り、年税額をまとめて店の現金で納付した。ただし、固定資産税のうち40%分は店主個人の家計負担分である。

5月26日 収入印紙¥6,000を現金で購入した。

11月20日 本年度所得税の予定納付額¥130,000を、店の現金で納付した。

12月31日 決算につき、引出金勘定と租税公課勘定に必要な処理を行い、締め切った。なお、期中に購入した収入印紙はすべて使用済である。


【引出金勘定および租税公課勘定】

引出金勘定および租税公課勘定


※解答・解説はこの下にあります。











解答

答え

引出金勘定および租税公課勘定の答え


解説

【当期の引出金と租税公課に関する取引】の仕訳は次のようになります。

借方科目 金額 貸方科目 金額
3/3 引出金 80,000 現金 80,000
4/28 租税公課
引出金
108,000
72,000
現金 180,000
5/26 租税公課 6,000 現金 6,000
11/20 引出金 130,000 現金 130,000
12/31 資本金 282,000 引出金 282,000
損益 114,000 租税公課 114,000

3/3の仕訳について

店主個人が負担すべき支出は会社の費用とすることはできません。したがって、事業主に課せられる所得税は引出金勘定で処理をします。

4/28の仕訳について

固定資産税のうち40%分(¥180,000×40%=¥72,000)は、店主個人が負担すべきものなので引出金勘定で処理し、これ以外の部分については租税公課勘定(費用)で処理をします。

5/26の仕訳について

収入印紙は、固定資産税と同じく租税公課勘定で処理をします。

11/20の仕訳について

所得税は事業主個人に課せられるものなので、本年度所得税の予定納付額(所得税の前払分)は引出金勘定で処理をします。

12/31の仕訳について

引出金勘定を使って処理をしている場合、決算時に引出金勘定から資本金勘定へ振替える処理が必要となります。期中において、引出金勘定の借方に¥282,000(=¥80,000+¥72,000+¥130,000)が計上されているので、これを資本金勘定の借方に振り替えます。資本金は純資産(貸方項目)なので、この振替処理の結果、資本金の金額が¥282,000減少することになります。


また損益の振替処理では、当期に発生したすべての費用収益を損益勘定へ振り替えます。具体的には、費用は損益勘定の借方へ、収益は損益勘定の貸方へ振り替えることになります。したがって、当期に発生した租税公課(費用)は損益勘定の借方へ振り替えます。




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 第1章:現金預金の問題
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 第3章:手形取引の問題
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 第7章:帳簿および財務諸表の問題
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