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日商簿記3級無料問題集

問題6-6:損益の見越・繰延の仕訳問題①

【難易度】★★★☆☆
【主な論点】損益の見越・繰延に関する決算整理仕訳、後T/Bの作成

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問題

次の資料に基づいて、以下の各問いに答えなさい。

<資料>

(Ⅰ)決算整理前残高試算表(一部)

決算整理前残高試算表

(Ⅱ)決算整理事項

(1)地代の未払額が¥7,000ある。

(2)受取手数料の前受額が¥5,000ある。

(3)支払利息の前払額が¥4,000ある。

(4)受取利息の未収額が¥6,000ある。


(Ⅲ)決算整理後残高試算表(一部)

問題の決算整理後残高試算表

(問1)資料(Ⅱ)の(1)~(4)に関する決算整理仕訳を答えなさい。

(問2)資料(Ⅲ)の[①]~[②]に入る勘定科目、および(a)~(h)の金額を答えなさい。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

問1の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
(1) 支払地代 7,000 未払地代 7,000
(2) 受取手数料 5,000 前受手数料 5,000
(3) 前払利息 4,000 支払利息 4,000
(4) 未収利息 6,000 受取利息 6,000

問2の答え

[①] 未収利息
[②] 前受手数料

(a) 4,000
(b) 7,000
(c) 6,000
(d) 5,000
(e) 107,000
(f) 77,000
(g) 32,000
(h) 59,000

【決算整理後残高試算表】

解答の決算整理後残高試算表


解説

損益の見越・繰延に関する基本的な問題ですので特に問題はないと思いますが、みなさんが唯一悩むとすれば、それぞれの経過勘定項目が資産(借方)なのか?それとも負債(貸方)なのか?というところだと思います。

もしこれをすべて丸暗記しようとすれば、忘れてしまったり間違えたりする可能性があるので、なるべく丸暗記ではなく感覚的に覚えるようにしましょう。


考え方のコツとしては、将来有利になるものなのか、それとも不利になるものなのかということで判断します。将来有利になるものは資産(借方)となり、将来不利になるものは負債(貸方)と考えます。ポイントは現在ではなく将来を基準に考えるということです。

経過勘定項目 当期の状況 将来有利か不利か 資産か負債か
前払費用 将来の費用を当期に前もって支払った 将来の費用負担が軽くなるので有利に働く 資産(借方)
未収収益 当期に属する収益をまだ受け取っていない その分を将来受け取ることができるので有利に働く 資産(借方)
未払費用 当期に属する費用をまだ支払っていない その分、将来に支払わなければならないので不利に働く 負債(貸方)
前受収益 将来の収益を前もって当期に受け取った 将来受け取る収益が少なくなるので不利に働く 負債(貸方)

もう1つの考え方としては、まず費用および収益を計上して、その相手科目として経過勘定項目を計上するという方法もあります。

経過勘定項目 当期の状況 費用収益の見越・繰延
前払費用 将来の費用を当期に前もって支払った その分を翌期に繰り延べるので、費用のマイナス(貸方)
→その相手科目としての前払費用は借方にくるので資産となる
未収収益 当期に属する収益をまだ受け取っていない その分を当期に見越計上するので、収益のプラス(貸方)
→その相手科目としての未収収益は借方にくるので資産となる
未払費用 当期に属する費用をまだ支払っていない その分を当期に見越計上するので、費用のプラス(借方)
→その相手科目としての未払費用は貸方にくるので負債となる
前受収益 将来の収益を前もって当期に受け取った その分を翌期に繰り延べるので、収益のマイナス(借方)
→その相手科目としての前受収益は貸方にくるので負債となる



できなかった人は復習を!

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・第6章-1:簿記一巡の手続と決算整理
・第6章-6:損益の繰延べと再振替仕訳
・第6章-7:損益の見越しと再振替仕訳


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