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日商簿記3級無料問題集

問題7-2:小口現金出納帳

【難易度】★★★☆☆
【主な論点】小口現金出納帳の読み取り、定額資金前渡制度、費目の分類

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問題

次の資料に基づいて、以下の問いに答えなさい。

<資料>

当店の小口現金出納帳の記入は次の通りである。なお、当店は×5年4月より定額資金前渡制度(インプレスト・システム)を新たに採用しており、週の初めに前週末の支払報告書にもとづいて資金を補給することとしている。

小口現金出納帳(問題)

※内訳欄の記入は省略しているので、各自推定すること。


問1.次の日付に行われる仕訳を答えなさい。

(1)4月1日
(2)4月6日
(3)4月9日

問2.もし仮に、支払報告を受け、ただちに資金を補給する方法を採用している場合、4月6日の仕訳はどのようになるか。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

問1の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
4月1日 小口現金 40,000 当座預金 40,000
4月6日 交通費
通信費
消耗品費
雑費
5,900
10,600
2,700
6,200
小口現金 25,400
4月9日 小口現金 25,400 当座預金 25,400

問2の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
4月6日 交通費
通信費
消耗品費
雑費
5,900
10,600
2,700
6,200
当座預金 25,400


問1の解説

本問における小口現金出納帳の記入は次のようになります。

小口現金出納帳(翌週補給のケース)

小口現金出納帳とは小口現金の使途や支払額などを記録するための帳簿です。

また、定額資金前渡制度(インプレスト・システム)とは、補給の際にはその週(又はその月)に使った金額と同額を補給するという方法です。

問題では1週間の支払額が¥25,400なので、それと同額の¥25,400を翌週のはじめに補給します。その結果、週のはじめにおいて用度係の手許には、常に一定額の資金(¥40,000)が前渡しされているという状態になります。


なお、はがき代や切手代は「通信費」になるのに対して、封筒代は「消耗品費」に分類されます。紛らわしいので間違えないように注意してください。

はがきや切手は、通信の手段としてのみ使用されるのが通常なので「通信費」としますが、封筒は通信以外の用途にも用いられることが多いので(例えば現金を入れたり、給料明細を入れたりなど)、「消耗品費」とします。



問2の解説

支払報告を受け、ただちに補給した場合には支払報告時の仕訳と補給時の仕訳を合計したものとなります。その結果、借方と貸方の小口現金が相殺消去され、答えの仕訳になります。小口現金は動かないという点に注意してください。

借方科目 金額 貸方科目 金額
支払報告時の仕訳 交通費
通信費
消耗品費
雑費
5,900
10,600
2,700
6,200
小口現金 25,400
補給時の仕訳 小口現金 25,400 当座預金 25,400

なお、支払報告を受け、ただちに補給した場合の小口現金出納帳の記入は次のようになります。合計の下の記入方法において問1との違いに注意してください。

小口現金出納帳(ただちに補給のケース)



できなかった人は復習を!

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・第1章-5:小口現金の意味と仕訳方法
・第7章-2:各出納帳と売上帳・仕入帳


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