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日商簿記3級無料問題集

問題8-1:伝票の作成問題

【難易度】★★☆☆☆
【主な論点】3伝票制(取引を分解する方法と取引を擬制する方法)、伝票の作成

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問題

次の2つの取引について、以下で示す各ケースで伝票を起票しなさい。なお、当店では3伝票制を採用している。また、商品売買の記帳方法は3分法によること。

(1) S商店から商品¥300,000を仕入れ、代金のうち¥100,000は現金で支払い、残額は掛けとした。
(2) H商店に商品¥600,000を売り上げ、代金のうち¥200,000は同店振出しの小切手で受け取り、残額は掛けとした。

3伝票制における伝票

(ケース1)取引を分解して起票する方法を採用している場合。

(ケース2)取引を擬制する方法(いったん全額を掛け取引とする方法)を採用している場合。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

ケース1の答え

取引を分解して起票する方法

ケース2の答え

いったん全額を掛け取引とする方法


解説

3伝票制とは、①入金伝票、②出金伝票、③振替伝票の3つを用いる方法です。

入金伝票 入金取引(借方が「現金」の取引)を記入します。
出金伝票 出金取引(貸方が「現金」の取引)を記入します。
振替伝票 振替取引(現金収支を伴わない取引)を記入します。

ケース1の解説

まず、本来の仕訳を考えます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
(1) 仕入 300,000 現金
買掛金
100,000
200,000
(2) 現金
売掛金
200,000
400,000
売上 600,000

伝票へ起票する際は、上記の仕訳を現金取引とそれ以外に分解して考えます。そして、現金取引の部分については、入金伝票もしくは出金伝票へ記入し、それ以外の部分については振替伝票へ記入します。

借方科目 金額 貸方科目 金額 記入される伝票
(1) 仕入 100,000 現金 100,000 出金伝票
仕入 200,000 買掛金 200,000 振替伝票
(2) 現金 200,000 売上 200,000 入金伝票
売掛金 400,000 売上 400,000 振替伝票

ケース2の解説

取引を擬制する方法の場合、いったん全額を掛けで仕入れた(または売り上げた)と考え、その後すぐに掛け代金を現金で決済したとみなして処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額 記入される伝票
(1) 仕入 300,000 買掛金 300,000 振替伝票
買掛金 100,000 現金 100,000 出金伝票
(2) 売掛金 600,000 売上 600,000 振替伝票
現金 200,000 売掛金 200,000 入金伝票



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・第8章-1:3伝票制の意味と一部現金取引


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