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問題2-3:商品売買に関する損益計算書の作成



問題

次の資料をもとづいて以下の問いに答えなさい。

【資料1】決算整理前残高試算表(一部)

決算整理前残高試算表

【資料2】決算整理事項等

①決算日において、以下の取引が未処理であった。

  1. 得意先へ掛けで販売した商品¥400,000について、この金額の5%の割戻を行なった。
  2. 得意先に対する売掛金¥300,000について、早収期限内に代金を受け取ったので、¥3,000の割引を行い、残額は小切手で受け取った。

②期末商品棚卸高は次の通りである。

帳簿棚卸数量 実地棚卸数量 原価 時価
A商品 400個 360個 @¥200 @¥210
B商品 320個 310個 @¥250 @¥250
C商品 300個 280個 @¥400 @¥380

商品評価損および棚卸減耗損は損益計算書上、売上原価の内訳科目として処理する。なお、商品評価損および棚卸減耗損は商品ごとに計算すること。


(問1)次の損益計算書(売上総利益まで)を完成させなさい。

損益計算書

(問2)貸借対照表における「商品」の金額を答えなさい。



※解答・解説はこの下にあります。











解答

問1の答え

損益計算書(答え)

問2の答え

・貸借対照表における「商品」の金額:¥255,900


解説

決算整理事項等①の未処理事項について

・1.について

1.の割戻は、商品を掛けで販売したときの貸借逆の仕訳を行います。したがって、「売上」(P/Lの「売上高」)の金額は、割戻を行った金額だけ前T/Bの金額よりも減少します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
売上 20,000 売掛金 20,000

※¥400,000×5%=¥20,000

・2.について

一方、割引額は「売上割引」(営業外費用)で処理するので、「売上」の金額に影響しません。この問題を解く上では、全く考慮する必要のない資料(いわゆるダミーデータ)であることに気付く必要があります。

借方科目 金額 貸方科目 金額
売上割引
現金
3,000
297,000
売掛金 300,000

したがって、損益計算書における売上高の金額は次のようになります。

P/Lの売上高 = 前T/Bの「売上」:¥7850,000 - 割戻:¥20,000 = ¥7,830,000

決算整理事項等②の期末商品の評価について

問題の指示にあるように、商品評価損および棚卸減耗損は商品ごとに計算していきます。

【A商品】

A商品は「原価<時価」となっています。この場合は、時価に評価替えせずに原価をもって貸借対照表価額とします。※「商品評価益」なるものは計上されません。

【B商品】

【C商品】



以上より、損益計算書における売上原価の各金額は次のようになります。

期首商品棚卸高 = 前T/Bの「繰越商品」:¥410,000

当期商品仕入高 = 前T/Bの「仕入」:¥5,200,000

期末商品棚卸高=¥80,000(A商品)+¥80,000(B商品)+¥120,000(C商品)
= ¥280,000

棚卸減耗損 = ¥8,000(A商品)+¥2,500(B商品)+¥8,000(C商品)
= ¥18,500

商品評価損 = ¥5,600(C商品)

なお、棚卸減耗損と商品評価損は売上原価に加算するということに注意してください。

また、問2の貸借対照表における「商品」の金額は、実地棚卸高(=@原価×実地棚卸数量)なので、各商品の貸借対照表価額の合計金額となります。

貸借対照表における「商品」の金額
= ¥72,000(A商品) + ¥77,500(B商品)+ ¥106,400(C商品)
¥255,900



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 第3章:手形取引の問題
 第4章:有価証券の問題
 第5章:固定資産の問題
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