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中二でもわかる!簿記超入門

その1:簿記とは?

企業活動において簿記は必要不可欠なツールであり、経理関係の方に限らず、あらゆるビジネスマンにとってその知識は必須とされています。ここでは簿記を初めて学習される方のために簿記とはなにか?なぜ簿記が必要なのか?などについて説明します。

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簿記の世界へようこそ!

ボキタローの顔1 はじめまして。
これからみなさんと一緒に簿記を勉強するボキタローといいます。
主役です。

はじめまして。私はボキタローさんに簿記を教えるこのサイトの管理人です。このサイトを通じて皆さんに簿記の楽しさを伝え、少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。

ボキタローの顔1 主役は僕だけどね。
よーし、がんばって簿記を勉強するぞ!・・・ところで、簿記ってなに?


簿記ってなに?

少し難しい言い方をすれば、簿記とは「企業活動において日々発生する取引を帳簿に記入し、その結果を明らかにすること」をいいます。

皆さんの中にも家計簿やお小遣い帳をつけている人がいると思います。いくら収入があって、いくら使ったのかなどを帳簿(ちょうぼ)と呼ばれるノートみたいなものに記録していくわけですが、会社でも毎日それと同じようなことをしているのです。

ボキタローの顔1 帳”簿”に”記”入するから簿記か。
でもなんで、そんなめんどくさいことしなくちゃいけないの?

企業にはたくさんの利害関係者(ステークホルダー)と呼ばれる人たちが存在します。例えば、お金を貸してくれる銀行(債権者)や会社に出資してくれる株主(投資者)、会社と取引をしてくれる取引先などです。

しかし、その会社がどのような状態にあるのか?いくら儲かっているのか?財産はどのくらいあるのか?ということが分からなければ、安心して取引をすることができません。したがって、これらの人たちに会社の状況を報告する必要があるのです。

ボキタローの顔1 なるほど。それで簿記が必要になるんだね。

はい。その他にも、簿記によって得られる情報は経営者が様々な経営判断を行う際における重要な判断材料にもなりますし、会社が税金を払うためにも必要になったりします。そのために日々の取引を帳簿に記録して、その結果を明らかにしておく必要があるわけです。

【会社の状況を知るために日々の取引を記録しておく。それが簿記!】

簿記の意義

財務諸表ってなに?

上で説明したように会社の状況を外部の人たちに報告するために簿記が必要になるわけですが、その報告手段として財務諸表(ざいむしょひょう)というものを作成します。簿記の最終目標(ゴール)は、この財務諸表を作成することにあるといってもいいでしょう(なお、財務諸表は「財務書類」とか「決算書」とか「計算書類」などと呼ばれる場合もあります)。

ちなみに「財務諸表」という1つの書類があるのではなく、会社の状況を報告するために作成された数種類の書類を総称したものを財務諸表といいます。そして、その中でも特に重要なものとしては損益計算書(そんえきけいさんしょ)貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)を挙げることができます。

損益計算書(P/L)とは?

損益計算書とは「会社が営業によって、いくら儲かったのか?あるいはいくら損をしたのか?」を示した表のことをいい、会社の経営成績を表します。

損益計算書は、英語で「Profit and Loss Statement(プロフィット・アンド・ロス・ステートメント)」というので、略して「P/L(ピーエル)」と言ったりします。

貸借対照表(B/S)とは?

貸借対照表とは「会社にどれくらいの財産があるのか?」という、会社の財政状態を示した表です。貸借対照表は、英語で「Balance Sheet(バランス・シート)」というので、略して「B/S(ビーエス)」と言ったりします。


複式簿記と単式簿記

ボキタローの顔1 ねぇ、僕、家計簿つけてるんだけど、それって簿記?

はい。お小遣い帳や家計簿も広い意味で言えば簿記ということになります。しかし、これらは単式簿記というもので、会社などが行う複式簿記とは異なったものです。

単式簿記は、単純にお金がいくら入ってきて、いくら出ていったかということだけに着目したものです。

一方、複式簿記は取引の二面性に着目して記録・計算・整理する方法のことをいいます。

例えば、10万円のパソコンを現金で買ったとします。この取引では、「現金」(資産)が減少するという側面があるのと同時に、「パソコン」(資産)が増加するというもう1つの側面があるのです。このように取引の二面性に着目した簿記の手法が複式簿記です。

ボキタローの顔1 家計簿だったら、お金が減ったことしか記録しないよ。
複式簿記はパソコン(資産)が増加したことまで記録しないといけないのか。
なんか難しそう。。。

確かに複式簿記は単式簿記よりも複雑ですが、単純な資金の収支だけでなく全体的な財産や損益の状態を把握できるという利点があるのです。

【取引の二面性に着目するのが複式簿記の特徴】

複式簿記の特徴



ポイントチェック!

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1.簿記とは、企業活動において日々発生する取引を帳簿に記入し、その結果を明らかにすることである。

2.企業の状況を報告するための手段として用いられるものが財務諸表であり、その主たるものとして、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)がある。

3.損益計算書(P/L)は、会社の経営成績を示したものである。

4.貸借対照表(B/S)は、会社の財政状態を示したものである。

5.会社が行うのは取引の二面性に着目した複式簿記である。


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