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中二でもわかる!簿記超入門

その11:試算表とは?②

前回は試算表の概要についてお話ししましたが、今回はもっと具体的に、試算表にはどんな種類のものがあるのか?その記入方法は?といったことなどについて説明していきます。各勘定と試算表がどのような関係にあるのかを理解できるかがポイントです。

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勘定記入と試算表の関係

ボキタローの顔1 試算表が何者かってことは大体わかったから、次は具体的な記入方法を教えてください。

はい。試算表はすべての勘定を集めて一覧表にしたものなので、まず勘定記入と試算表がどのような関係にあるのかを説明しておきます。

1月の現金に関する取引(仕訳)が次のようなものであったとします。

【仕訳】※意味はまだわからなくてもいいよ。

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額
1/1 現金 1,500 資本金 1,500
1/8 現金 700 借入金 700
1/15 仕入 900 現金 900
1/22 現金 1,400 売上 1,400
1/29 通信費 100 現金 100

上の仕訳を転記した結果、現金勘定は次のようになります。

現金勘定の記入

現金勘定の借方合計および貸方合計、または現金勘定の残高、もしくはその両方(合計と残高)が試算表に記入されます(※どれが記載されるかは試算表の種類によって異なります)。

なお、資産と費用は「借方合計>貸方合計」となるので借方に残高が生じます(借方残高)。一方、負債と純資産および収益は「借方合計<貸方合計」となるので貸方に残高が生じます(貸方残高)。

借方残高と貸方残高

試算表の種類

試算表には(1)合計試算表、(2)残高試算表、(3)合計残高試算表の3種類があります。※上で示した仕訳と以下の勘定記入・試算表は別物です。関連性はありません。

(1)合計試算表

合計試算表は、各勘定の借方と貸方の合計金額を一覧表にしたものです。

合計試算表

(2)残高試算表

残高試算表は、各勘定の残高のみを一覧表にしたものです。したがって、借方か貸方のどちらか一方のみに金額が表示されます。

残高試算表

なお、残高試算表は次のようにT字型で表示する場合もあります。この場合、借方残高となる資産と費用は借方に表示し、貸方残高となる負債・純資産および収益は貸方に表示します。

残高試算表(T字型)

(3)合計残高試算表

合計残高試算表は、各勘定の合計金額と残高の両方を一覧表にしたものです。合計試算表と残高試算表を合体させたものだと思ってください。

合計残高試算表



ポイントチェック!

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1.試算表の種類には合計試算表残高試算表、および合計残高試算表がある。

2.合計試算表は、各勘定の借方と貸方の合計金額を一覧表にしたものである。

3.残高試算表は、各勘定の残高のみを一覧表にしたものである。

4.合計残高試算表は、各勘定の合計金額と残高の両方を一覧表にしたものである。


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