犬でもわかる!無料簿記講座のロゴ

工程別総合原価計算とは

重要度★☆☆☆☆ 2級工業簿記無料講座第7章-1のアイキャッチ画像

このページはまだリニューアル作業が完了していません。一部で見づらい箇所があります。リニューアル作業が完了するまでもうしばらくお待ちください。

1.工程別総合原価計算の基礎知識

総合原価計算では製造部門のことを工程と呼びます。工程のイメージとしては作業をする場所のことだと思ってください。これまでは1つの工程で製品を生産するということを前提に考えてきましたが、これを単一工程総合原価計算といいます。

通常はいくつかの工程に分けて製品を生産することの方が一般的ですが、工程が複数ある場合は原価計算も工程ごとに行おうというのが工程別総合原価計算という方法です。

工程別総合原価計算では各工程の加工を終えたものを工程完成品といい、これが次の工程に振り替えられて、最終的な製品(最終完成品)となり外部に販売されます。

例えば第1工程で白い紙に赤いペンキを塗り、第2工程でその紙を折って折り鶴を製造し、販売している会社があるとします。この場合、赤い紙が工程完成品となり、折り鶴が最終完成品ということになります。

工程のイメージ

2.累加法とは?

工程別総合原価計算の方法として、累加法と非累加法という2つの方法があります。このうち、日商簿記2級では累加法が出題されるので、これについて説明していきたいと思います(非累加法は1級の範囲となります)。

2つの工程(第1工程と第2工程)で製品を製造していると仮定した場合、累加法ではまず第1工程において単純総合原価計算を行い、工程完成品の原価と月末仕掛品原価を計算します。

第2工程においては、第1工程の工程完成品の原価を前工程費として受け入れ、前工程費および第2工程の加工費を使って最終的な製品の原価を計算します。

このとき、前工程費は直接材料費(始点投入のケース)と同じように扱って計算します。なぜなら、直接材料費と前工程費は外部から購入したものなのか、それとも前工程で作られたものなのかという違いでしかなく、第2工程にとって第1工程の完成品(工程完成品)は始点投入の材料と同じだからです。

したがって、計算方法は直接材料費も前工程費も同じとなります(加工費は加工進捗度を加味して計算します)。

【累加法のイメージ】

累加法のイメージ

このように工程が進むにつれて原価がどんどん累加(加算)されていき、雪だるま式に原価が増えていく方法が累加法です。

文章だけでは理解が難しいと思いますので、次のページでは例題を使って具体的な計算方法を解説していきます。

コンテンツ

スポンサードリンク