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製造間接費配賦差異の表示方法

重要度★★☆☆☆ 2級工業簿記無料講座第9章-3のアイキャッチ画像

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1.製造間接費配賦差異の調整

損益計算書での製造間接費配賦差異の調整

製造間接費の予定配賦などを行っている場合、予定配賦率で計算した金額(予定配賦額)をもって各勘定に記入していき、製造間接費配賦差異などの原価差異は原則として、最終的に売上原価勘定へ振り替え、売上原価に加算(不利差異)されるか、または売上原価から差し引かれて(有利差異)調整されることとなります。

よって、製造原価報告書および損益計算書においても同様に、予定配賦額で記入していき、最終的に損益計算書において、売上原価に原価差異を加減して調整するという形で記入を行います。

損益計算書での原価差異の調整

製造原価報告書における表示方法

製造原価報告書において、製造間接費を実際額で表示している場合は予定配賦率をもって計算した金額(予定配賦額)になるように配賦差異の調整を行います。

製造原価報告書での原価差異の調整

製造間接費を予定配賦額で表示するというパターンの問題も過去に出題されたことがありますが、この場合はもちろん製造原価報告書上での配賦差異の調整は必要ありません。

製造間接費を予定配賦額で表示する場合

※製造原価報告書の様式ついては問題に応じて柔軟に対応してください。

2.不利差異(借方差異)のケース

製造原価報告書での表示方法

不利差異のケース(実際発生額>予定配賦額)では、実際発生額で記入された製造間接費に、製造間接費配賦差異を減算することによって予定配賦額に調整します。これは製造間接勘定をイメージすれば理解しやすいと思います。

製造間接費配賦差異がある場合の製造原価報告書(不利差異のケース)

※各項目の内訳の表示は省略。直接経費は発生しなかったと仮定。

損益計算書での表示方法

不利差異が発生する場合、損益計算書においてこれを売上原価に加算します。これは、売上原価勘定をイメージすれば理解しやすいと思います。

損益計算書での原価差異の調整(不利差異のケース)

※製造間接費配賦差異はいくつかある原価差異のうちの1つです。

以上のように不利差異(借方差異)が発生するケースでは、差異の金額だけ売上原価が大きくなる(利益が少なくなる)ので、会社にとって”不利”な差異ということになるわけです。

3.有利差異(貸方差異)のケース

製造原価報告書での表示方法

有利差異のケース(実際発生額<予定配賦額)では、実際発生額で記入された製造間接費に、製造間接費配賦差異を加算することによって予定配賦額に調整します。これは、製造間接勘定をイメージすれば理解しやすいと思います。

製造間接費配賦差異がある場合の製造原価報告書(有利差異のケース)

損益計算書での表示方法

不利差異が発生する場合、損益計算書においてこれを売上原価から減算します。これは、売上原価勘定をイメージすれば理解しやすいと思います。

損益計算書での原価差異の調整(有利差異のケース)

以上のように有利差異(貸方差異)が発生するケースでは、差異の金額だけ売上原価が小さくなる(利益が多くなる)ので、会社にとって”有利”な差異ということになるわけです。

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