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【仕訳日計表とは?】作成方法と総勘定元帳への転記のやり方

仕訳日計表とはその日に作成した伝票をすべて集計した一覧表のことをいいます。今回は仕訳日計表の書き方や総勘定元帳・補助元帳への転記のやり方について独学でもわかりやすく解説していきます。

重要度★★★☆☆ 日商簿記3級無料講座第8章-2のアイキャッチ画像
ボキタロー君の顔(普)

前回の勉強で伝票が便利なのは何となくわかったよ。でも転記が大変そうだね。

はい。たしかに伝票を1枚づつ総勘定元帳へ転記するとなると、取引数の多い会社では大変な作業です。

ボキタロー君の顔(普)

何かいい方法ないかなぁ。

仕訳日計表を作成してみてはいかがでしょうか?

ボキタロー君の顔(普)

仕訳日計表?なにそれ?

今回は転記を効率的に行うために作成される仕訳日計表について勉強していきましょう。

1.仕訳日計表とは?

仕訳日計表とは

仕訳日計表(しわけにっけいひょう)とは、その日に作成した伝票をすべて集計した一覧表のことをいいます。

仕訳日計表のイメージ

伝票を1枚づつ総勘定元帳へ転記(個別転記)すると手間がかかるうえ、誤りも生じやすくなります。仕訳日計表を作成することで、1日の合計金額をまとめて転記(合計転記)することができるので、効率的に転記作業が行えるようになるのです。

総勘定元帳への転記は合計転記ですが、補助元帳(買掛金元帳や売掛金元帳など)への転記は個別転記であるという点に注意してください。

2.仕訳日計表の作成方法

例題1

当社(三伝票制を採用)の4月10日における伝票は次のとおりであった。これにもとづいて仕訳日計表を作成しなさい。なお、元丁欄の記入は省略してよい。

伝票

まず、それぞれの伝票について仕訳を考えます。

伝票の記入方法が分からない人は次のページを参考にしてください。


入金伝票の仕訳

入金伝票の仕訳では借方が現金勘定になります。

伝票番号 借方科目 金額 貸方科目 金額
101 現金 4,000 売掛金 4,000
102 現金 5,000 売上 5,000

出金伝票の仕訳

出金伝票の仕訳では貸方が現金勘定になります。

伝票番号 借方科目 金額 貸方科目 金額
201 仕入 4,200 現金 4,200
202 買掛金 3,000 現金 3,000

振替伝票の仕訳

振替伝票の記入がそのまま仕訳となります。

伝票番号 借方科目 金額 貸方科目 金額
301 仕入 7,000 買掛金 7,000
302 売掛金 6,500 売上 6,500

次に、各勘定科目の合計金額を仕訳日計表へ記入していきます。

仕訳日計表

仕訳日計表の貸借が一致することによって、記帳や集計に誤りがないことをチェックすることもできます。

3.総勘定元帳および補助元帳への転記

例題2

例題1で作成した仕訳日計表をもとに、総勘定元帳(現金勘定)および売掛金元帳への転記を行いなさい。

総勘定元帳への転記(合計転記)

総勘定元帳へは仕訳日計表における合計金額を転記します(合計転記)。また、転記済みであるということを確認するため、転記が済んだら仕訳日計表の元丁欄に総勘定元帳の口座番号を記入します。

総勘定元帳への転記

記入する順番に決まりはありませんが、通常は残高がマイナスにならないように記入していきます。

売掛金元帳への転記(個別転記)

売掛金元帳などの補助元帳へは1伝票づつ個別に転記します(個別転記)。

売掛金元帳への転記

4.まとめ

ボキタロー君の顔(普)

これで3級講座は終了となります。ご覧いただいた皆様どうもありがとうございました。でも「簿記の資格を持っている」と言えるのは2級を取ってから!ここで勉強をやめるなんてもったいないよ。3級に合格したら次は2級を目指そう!

まとめ
  • 仕訳日計表とは、その日に作成した伝票をすべて集計した一覧表のことをいう。
  • 仕訳日計表から総勘定元帳への転記は合計転記である。
  • 仕訳日計表から補助元帳への転記は個別転記である。
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