返信先: 商業簿記2級に関する質問(いぬぼきインプット部分)

#27038
管理人

    資本金が大きいと信用が得られるというメリットがある反面、税金などの面で不利になることがあります。なので、その辺のバランスを考えて経営者が決定することになりますが、一般的には資本金をなるべく低く抑える(つまり半分を資本準備金とする)ケースが多いといわれています。

    準備金の取り崩しは欠損てん補などの理由で行われることがありますが、どちらかというとレアケースであって頻繁に行うということはないと思います。

    ただ、たなかさんのおっしゃる通り、法定準備金の合計が資本金の4分の1に満たないケースも実際に起こりうるため勉強しておく必要はあるでしょうね。

    ちなみに試験では、法定準備金の合計が資本金の4分の1を超えているため準備金の積み立てが不要というケースの出題も考えられるので、「絶対に準備金を積み立てないといけない」と考えていると一瞬戸惑うことがあります。ご注意を。