【第1回】日商簿記2級 試験問題

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  • #37772 返信
    てこと

      お世話になっております。
      模擬試験問題、大変活用させていただいています。
      タイトルの第5問(問2)の価格差異、数量差異について、
      完成品原価について、

      標準:@¥800×4,600個=¥3,680,000
      実際:@¥420/kg×8,500kg=¥3,570,000
      となっていて、¥110,000の有利差異となっていますが、
      回答が、価格差異△170,000、数量差異120,000となっていて合致しません。

      これは、月初仕掛品の原料費も当月に繰り越されていて実際数量は9,200kgとしてとらえ、
      価格差異:(420-400)×8,500=170,000(不利差異)
      数量差異:400×(9,200ー8,500)=280,000(有利差異)
      合算して、110,000の有利差異となり合致するかと思いましたがいかがでしょうか。

      #37773 返信
      わんわん男

        てことさん、こんばんは。
        先ず「パーシャル・プラン」についてですが、
        これは、仕掛品において当月製造費用のみ実際にすることで、仕掛品勘定で差異が発生するものでしたね?
        つまり、仕掛品のボックス図において、左下に位置する当月製造費用がポイントになります。
        ご質問の「標準:800円/個 × 4,600個 = 3,680,000円」は、仕掛品のボックス図の右上に位置する完成品原価です。
        仕掛品のボックス図の左下に位置する当月製造費用は「標準:800円/個 × 4,400個 = 3,520,000円」となります。
        以上より、
        (標準)3,520,000円 – (実際)3,570,000 =▲50,000円 となり、
        問2の差異分析の額と一致していることが分かります。

        #37774 返信
        てこと

          わんわん男さん、ご説明ありがとうございます。
          標準原価計算の根本について、理解が不足していたことに気が付くことができました。
          工業簿記については、とりあえずできればいいと思い根底の考え方をおろそかにしていたのが原因です…
          ご回答によって何が足りていなかったか明確になり、解き直してみて理解ができました。
          引き続きよろしくお願いいたします。

          #37775 返信
          管理人

            てことさんの計算では完成品の4,600個で標準の材料費を計算していますが、材料消費額は当月投入量をもとに計算します。

            製品1個につき材料を2.0kg使うという目標(原価標準)を設定しているので、製品4,400個分の材料を投入したら消費量は8,800kgになるはずだよね、というのが標準消費量です。
            しかし実際には8,500kgの材料しか消費していないので300kg分が有利差異となります。

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          返信先: 【第1回】日商簿記2級 試験問題
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