先ず問題についてですが、3級模擬試験 > 第2回 > 第3問 についてですね?
決算整理事項6については、解りやすいように分けて考えてみましょう。
▼得意先C商店より¥80,000が当座預金の口座に振り込まれ、その内容が不明であったため仮受金として処理していた。
この仕訳は?
当座預金 80,000 / 仮受金 80,000 … ①
▼決算直前にC商店から連絡が入り、注文を受けた商品¥400,000に対する手付金であることが判明した。
つまり、仮受金として処理していた80,000円の入金の正体は、前受金であったということです。
この仕訳は?仮受金を消し込むので…
仮受金 80,000 / 前受金 80,000 … ②
以上、①と②を合わせた仕訳が、解説の通り、
当座預金 80,000 / 前受金 80,000 となります。
が、ここでよく考えてください。
①の仕訳は、「仮受金として処理していた。」です。
つまり、この仕訳は、決算前に既に行われており、精算表の「試算表」に含まれています。
よって、修正記入欄には、②の仕訳が載るということです。