前期末に、未経過の8か月分(×8年4月1日~×8年11月30日)を次のように繰り延べています。
(前払保険料 8か月分/保険料 8か月分)
当期首には再振替仕訳を行います。
保険料 ①8か月分/前払保険料 8か月分
1年分の保険料を支払ったとき(×8年12月1日)には次のような仕訳を行っています。
保険料 ②12か月分/現金など 12か月分
上記の①と②の合計で20か月分の保険料が、決算整理前残高試算表における「保険料」の金額となっています。
ちなみに、決算において未経過の8か月分(×9年4月1日~×9年11月30日)を次のように繰り延べることで、決算整理後の「保険料」は1年分の金額となります。
前払保険料 8か月分/保険料 ③8か月分
①+②ー③=12か月分