簿記3級質問(売価・原価などの違い+修繕費について)

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  • #37753 返信
    初学者

      1)
      売価・原価の違いについて、混乱してきたため、質問となります。

      商品有高帳:払出の単価に原価を記載する
      総売掛元帳:売価を記載する
      固定資産を購入した時の仕訳:付随費用を含んだ取得原価を記載する

      売価の金額を記載するか原価の金額を記載するか、混乱してきたため、見極めを教えていただけると嬉しいです。

      2)日商簿記3級無料問題集
      part4-2 固定資産の取得に関する仕訳問題
      5.先に取得していた中古建物に関し、使用できる状態にするための内装工事に¥140,000を支出したが、これをすべて修繕費として処理していたので修正する。

      上記にて修繕費勘定が誤りなのが理解できておらず。
      上記説明文を読んでいる限りは「当初予定された機能を維持するため」の収益的支出とも読み取れるのですが
      「使用できる状態にする」は価値を増加するための費用(資本的支出)なのでしょうか?

      #37763 返信
      わんわん男

        こんばんは。

        売価・原価の見極め方は…意味を考えてイメージすることでしょうか?
        そんなに身構えて難しく考えず、自然に慣れてくると思いますよ。
        ▼商品有高帳について
        現在保有している商品の原価を把握するもので、倉庫のイメージです。
        商品の原価管理は、先入先出法や移動平均法がありましたね?
        これらの方法によって、倉庫から出す商品原価はいくらなのかを把握すること
        そして、期末在庫は、繰越商品として資産に計上します。
        ▼総売掛元帳について
        売掛は、レジで財布忘れたからツケにして後で払うって約束でしたね?だから販売価格です。
        販売価格は、商品原価に利益を上乗せしたものですね。
        ▼固定資産を購入した時の仕訳について
        固定資産に限らず「取得原価=購入代価+付随費用」が基本です。

        固定資産の取得に関する仕訳問題については、
        解説の通り「固定資産を使用できる状態にするための支出額は、付随費用として取得原価に含めます。」
        資本的支出や収益的支出は、取得後に行われるもの
        今回は、取得時に付随的に発生した修繕費用なので、
        「取得原価=購入代価+付随費用」の原則に則り、取得原価に含めるということです。

        #37791 返信
        初学者

          返信おくれてしまい、申し訳ないです。
          わんわん男さん、回答ありがとうございます。

          やはり原価と売価・買価が混乱しているので確認となります。

          仕訳や試算表、精算表、P/L、B/Sに記載する価格は、基本的に売価・買価
          (原価に利益や付随費用・減価償却などを上乗せした金額)

          となると商品有高帳などの補助元帳で、
          売価・買価でなく、原価を記載してしまうと
          総勘定元帳などとの金額がとりづらいイメージがあります。

          すみません、やはり、総勘定元帳や各種補助元帳との相関関係が見えないところがあり
          わからなくなっております。

          #37792 返信
          初学者

            上記文章の訂正となります。
            誤)となると商品有高帳などの補助元帳で、
            売価・買価でなく、原価を記載してしまうと
            総勘定元帳などとの金額がとりづらいイメージがあります。

            正)となると商品有高帳などの補助元帳で、
            売価・買価でなく、原価を記載してしまうと
            総勘定元帳と整合性がとりづらいイメージがあります。

            #37795 返信
            わんわん男

              なるほど、勘定は色々ありますが、
              損益計算書の費用(借方)に位置する「仕入」勘定と
              損益計算書の収益(貸方)に位置する「売上」勘定で考えてみましょう。
              「仕入」勘定は、原価でしょうか?売価でしょうか?答えは…「原価」です。
              「売上」勘定は、原価でしょうか?売価でしょうか?答えは…「売価」です。
              ここで「売価」について考えると「売価=原価+利益」の関係です。
              つまり(売価である)売上-(原価である)仕入=利益 ← これが損益計算書でやっていることです。
              原価と売価が混在してしまう…ではく、混在する(差額が発生する)からこそ利益が求まる訳(仕組み)です。
              商品有高帳は、この「仕入」勘定を管理する意味でもあるのです。
              今後、決算についても学習しますが、
              仕入れた商品が売れ残って在庫となれば、
              (P/L費用)仕入→(B/S資産)繰越商品に移動させて「繰越商品」となりますので、この勘定も原価です。

              違った見方もできます。
              簿記では、基本的に相手との取引をありのままに仕訳していきます。
              「仕入」勘定だけ原価と表現すると、違和感があるのでしょうが、
              「当社」と「仕入元」との取引なので、仕入原価であることは当然ですね。
              そして、この仕入原価に当社の利益を見込んで販売する。← これは販売価格であることは当然ですね。

              #37799 返信
              管理人

                例えば、
                総勘定元帳の繰越商品勘定と商品有高帳の金額はともに原価(購入代価+付随費用)で記入します。
                総勘定元帳の売掛金勘定と売掛金元帳の金額はともに売価で記入します。
                総勘定元帳の固定資産の勘定と固定資産台帳の金額はともに原価(購入代価+付随費用)で記入します。
                なので、補助簿と総勘定元帳で金額の整合性は取れていると思いますけど。

                それと収益的支出・収益的支出に関してですが、
                例えば
                「~は収益的支出として処理する」とか
                「~は耐用年数を延長するための支出である」
                などの明確な指示がある場合のみ考慮すれば大丈夫です。

                #37804 返信
                初学者

                  わんわん男さん、管理者の方、回答ありがとうございます。

                  なるほど。
                  仕訳段階で、原価と売価の金額が混じっているのはP/Lで利益を計算するためということですね。
                  この点が理解できておりませんでした。

                  すっきりしました。理解できたと思います

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                返信先: 簿記3級質問(売価・原価などの違い+修繕費について)
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