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pukuchan
下記の例において、
前払保険料について、翌期の再仕訳後の、支払保険料(費用)勘定の貸方?マークには、
何が入るのでしょうか?という質問です。決算日に、損益が入るのでしょうか?と思っています。会計期間:X1年4/1〜X2年3/31
(日商簿記3級を勉強中です)【当期の仕訳】
前払保険料(資産) 支払保険料(費用)
¥300 ¥300【翌期の再仕訳】
支払保険料(費用) 前払保険料(資産)
¥300 ¥300以下、翌期の再仕訳後の各勘定の内訳です。
<前払保険料(資産)勘定>
4/1
前期繰越 支払保険料(費用)
¥300 ¥300<支払保険料(費用)勘定>
借方 貸方
前払保険料(資産) ?
¥300わんわん男
翌期の再振替仕訳の意味を考えてみましょう。
支払保険料 300 / 前払保険料 300
▶資産である「前払保険料」は、B/Sなので翌期に繰り越されますね? ← ポイント
だから、貸方で再振替仕訳してゼロにするイメージ
つまり、B/Sゼロにして → P/Lに振り替えるイメージです。↓ P/Lの説明
▶費用である「支払保険料」は、P/Lなので翌期に繰り越されることはなく、ゼロからスタートですよね? ← ポイント
だから、再振替仕訳をみても分かるように、借方費用に計上します。
例えば、2か月ごとに支払うイメージをしてみてください。
3月1日に3月分・4月分を支払うので、4月分は繰り越されますよね?
この4月分は、再振替仕訳で4月1日に費用計上されます。
そして、5月1日には、通常通り2か月分支払う…
どうでしょう?
ちゃんと、4・5・6月と費用計上されてますよね?
簿記ってよく出来てますよねwわんわん男
未払保険料はもっと面白くて…
今度は、2か月ごとの後払いで考えてみましょう。
1月分・2月分の支払いを2月末日に支払うイメージ
3月分は翌期4月末に未払うので、今期は未払いですので、決算整理仕訳は?
▼決算整理仕訳
支払保険料 300 / 未払保険料 300 ← 払ってないけどちゃんと費用計上する!
▼翌期の再振替仕訳
未払保険料 300 / 支払保険料 300 ← 4月1日に費用が貸方(マイナス)スタート
費用がマイナススタートって違和感ありますよね?
でも、4月末に「前期の3月分」と「今期の4月分」の2か月分600円支払うとどうでしょう?
▼4月末の支払い
支払保険料 600 / 現金預金 600
(借方)支払保険料600 と
(貸方)支払保険料300 ← 前期未払分が相殺
なんということでしょう!ちゃんと今期300円の支払いになってる!
簿記ってよく出来てますよね♪わんわん男
再振替仕訳は、翌期の最初(4月1日)にやる仕訳です。
つまり、再振替仕訳を行ってから、当期の仕訳が始まっていくのです。
ご質問の(総勘定元帳)支払保険料勘定は、4月1日に借方に計上されます。pukuchan
ご回答くださいまして、誠にありがとうございます。
感謝申し上げます。勉強になります。
またどうぞ、よろしくお願いいたします。 -
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