2級問題集「有価証券の表示方法に関する問題」

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  • #38405 返信
    にきゅう

      (2)C社社債(満期保有目的債券)の仕訳について、解説が理解できません。
      解説では取得原価(485,000)、(前期末495,500)としたうえで仕訳計算を行っているのですが、
      取得原価(495,500)、前期末(485,000)ではないのでしょうか。
      この問題において取得原価=帳簿価額と捉えて計算してしまったのですが、認識が間違っているのでしょうか。

      私の計算は以下のようになりました。
      (額面金額500000-取得原価495500)×12ヵ月/60カ月=900円
      4年10月1日から8年3月31日までの償却は
      450+900+900+900=3150円
      よって貸借対照表に記す満期保有目的債券は495500+3150+900=499550円
      その他有価証券は214000円(解説と一緒)
      よって流動資産は499550+214000=713550

      お手数をおかけしますが、どこの考え方が違うのか、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

      #38406 返信
      わんわん男

        にきゅうさん、こんにちは。
        満期保有目的債券の決算処理は、
        取得原価を額面金額と一致させるために毎年一定額を償却する(償却原価法)処理でしたね。
        C社社債の取得については、
        ×4年10月1日に額面総額500,000円を額面@100円につき@97.0円で購入したものである。
        と、記載されていますので、
        額面総額500,000円 × 0,97 = 485,000円 が取得原価となります。
        これは、額面総額より15,000円安く取得できたことを意味しますね?
        そして、償却原価法では、(取得原価)485,000円 ➡(額面総額)500,000円にするべく、
        毎年、決算で加算していきます。
        (取得)×4年10月1日 ➡(償還)×9年9月30日 なので、5年を掛けて額面総額にするということです。
        つまり、15,000円 ÷ 5年 = 3,000円 が、毎年加算される額です。
        資料の帳簿価額は、前期末の×8年3月31日時点のものです。
        取得から、3年と半年が経過していることが分かりますね?
        (取得原価)485,000円 +(償却額)3,000円 ×(経過)3.5年 = 495,500円 となり、資料と一致していることが分かります。
        ここまでくれば簡単、今期末の決算処理では、
        (前期末)495,500円 +(償却額)3,000円 = 498,500円 ← これが今期末のC社社債の帳簿価額となります。

        #38407 返信
        にきゅう

          わんわん男さん、ご丁寧にありがとうございます!
          おかげさまで、なぜ模範解答のようになるのかが腑に落ちました。

          問題資料中の期末時価と、実際の取得原価がたまたま同じ金額だったこともあり、自分でもよくわからない勘違いしておりました。

          迅速に対応していただき、ありがとうございました!

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        返信先: 2級問題集「有価証券の表示方法に関する問題」
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