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にきゅう
(2)C社社債(満期保有目的債券)の仕訳について、解説が理解できません。
解説では取得原価(485,000)、(前期末495,500)としたうえで仕訳計算を行っているのですが、
取得原価(495,500)、前期末(485,000)ではないのでしょうか。
この問題において取得原価=帳簿価額と捉えて計算してしまったのですが、認識が間違っているのでしょうか。私の計算は以下のようになりました。
(額面金額500000-取得原価495500)×12ヵ月/60カ月=900円
4年10月1日から8年3月31日までの償却は
450+900+900+900=3150円
よって貸借対照表に記す満期保有目的債券は495500+3150+900=499550円
その他有価証券は214000円(解説と一緒)
よって流動資産は499550+214000=713550お手数をおかけしますが、どこの考え方が違うのか、ご教示のほどよろしくお願いいたします。
わんわん男
にきゅうさん、こんにちは。
満期保有目的債券の決算処理は、
取得原価を額面金額と一致させるために毎年一定額を償却する(償却原価法)処理でしたね。
C社社債の取得については、
×4年10月1日に額面総額500,000円を額面@100円につき@97.0円で購入したものである。
と、記載されていますので、
額面総額500,000円 × 0,97 = 485,000円 が取得原価となります。
これは、額面総額より15,000円安く取得できたことを意味しますね?
そして、償却原価法では、(取得原価)485,000円 ➡(額面総額)500,000円にするべく、
毎年、決算で加算していきます。
(取得)×4年10月1日 ➡(償還)×9年9月30日 なので、5年を掛けて額面総額にするということです。
つまり、15,000円 ÷ 5年 = 3,000円 が、毎年加算される額です。
資料の帳簿価額は、前期末の×8年3月31日時点のものです。
取得から、3年と半年が経過していることが分かりますね?
(取得原価)485,000円 +(償却額)3,000円 ×(経過)3.5年 = 495,500円 となり、資料と一致していることが分かります。
ここまでくれば簡単、今期末の決算処理では、
(前期末)495,500円 +(償却額)3,000円 = 498,500円 ← これが今期末のC社社債の帳簿価額となります。にきゅう
わんわん男さん、ご丁寧にありがとうございます!
おかげさまで、なぜ模範解答のようになるのかが腑に落ちました。問題資料中の期末時価と、実際の取得原価がたまたま同じ金額だったこともあり、自分でもよくわからない勘違いしておりました。
迅速に対応していただき、ありがとうございました!
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