簿記2級問題2ｰ9に関して

[かおりん]

乙商店に商品300個を＠￥850で販売し、送料￥1,000を加えた合計額を掛けとした。また、同時に運送業者へ商品を引き渡し、送料￥1,000は現金で支払った。
の仕訳を私は売掛金256000/売上255000、現金1000としました。
答えは/売上256000。そのほかに送料1000/現金1000の仕訳がありました。
この2つの仕訳では売上の答えが違ってきます。
どちらの仕訳を要求されているのか問題文からどう判断すればいいでしょうか。

[管理人]

例えば、商品を相手に送付することまでを1つの義務と考えた場合、その対価として受け取る金額（送料を含めた金額）を「売上」とします。
たしかに、売上の金額は変わりますが「発送費」を計上するので利益の金額はどちらも変わりません。

３級の内容ですので、こちらのページを参考にしてください。
https://inuboki.com/3q-kouza/chapter2-3/

※日商簿記試験では出題範囲の改定によって、2022年度から売上諸掛の仕訳の書き方が変わっています。それ以前のテキストで勉強している方（売手が支払った買手負担の送料を費用処理せずに売掛金または立替金とする方法で理解している方）はご注意ください。

[投稿者]

投稿