ITパスポート模擬試験~令和3年度【問21】~

ABC 分析の事例として、適切なものはどれか。

  • ア. 顧客の消費行動を、時代,年齢,世代の三つの観点から分析する。
  • イ. 自社の商品を、売上高の高い順に三つのグループに分類して分析する。
  • ウ. マーケティング環境を、顧客、競合、自社の三つの観点から分析する。
  • エ. リピート顧客を、最新購買日,購買頻度,購買金額の三つの観点から分析する。

【答え】イ

【解説】

ABC分析は、パレート図を用いて、累積構成比などから要因をAランク(0%~70%程度)、Bランク(71%~90%程度)、Cランク(91%~100%程度)の3つに区分し、対応の優先度などを分析する手法です。Aランクの要因が最も重要なので優先的に対応します。

各選択肢の解説

ア. 顧客の消費行動を、時代,年齢,世代の三つの観点から分析する。

→これはコーホート分析の説明です

イ. 自社の商品を、売上高の高い順に三つのグループに分類して分析する。

→ ⭕ ABC分析の定義に該当

ウ. マーケティング環境を、顧客、競合、自社の三つの観点から分析する。

→これは3C分析(マーケティング戦略)の説明です

エ. リピート顧客を、最新購買日,購買頻度,購買金額の三つの観点から分析する。

→これはRFM分析の説明です

以上より、正解はイ.となります。

間違えた人はこちらで復習

業務分析・データ利活用1~業務分析手法とデータ可視化~