API エコノミーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア. インターネットを通じて、様々な事業者が提供するサービスを連携させて、より付加価値の高いサービスを提供する仕組み
- イ. 著作権者がインターネットなどを通じて、ソフトウェアのソースコードを無料公開する仕組み
- ウ. 定型的な事務作業などを、ソフトウェアロボットを活用して効率化する仕組み
- エ. 複数のシステムで取引履歴を分散管理する仕組み
【答え】ア
【解説】
APIエコノミーとは、API(Application Programming Interface)を公開・活用し、他社サービスやアプリケーションと連携することで、新たなビジネス価値や収益モデルを創出する経済圏のことです。
- 地図API(Google Maps)を使って、ホテル予約サイトに地図表示を組み込む
- SNSのログインAPIを使って、別のWebサービスと連携
- 決済APIを使って、ECサイトでの決済をスムーズにする
つまり、APIの公開と連携によって生まれるビジネス連携の仕組み全体がAPIエコノミーです。
各選択肢の解説
ア. インターネットを通じて、様々な事業者が提供するサービスを連携させて、より付加価値の高いサービスを提供する仕組み
→ ⭕ API エコノミーに関する記述として、最も適切です。
イ. 著作権者がインターネットなどを通じて、ソフトウェアのソースコードを無料公開する仕組み
→これはオープンソースソフトウェア(OSS)の説明です。
ウ. 定型的な事務作業などを、ソフトウェアロボットを活用して効率化する仕組み
→これはRPA(Robotic Process Automation)の説明です。
エ. 複数のシステムで取引履歴を分散管理する仕組み
→これはブロックチェーン技術の説明です。
以上より、正解はア.となります。

