画期的な製品やサービスが消費者に浸透するに当たり、イノベーションへの関心や活用の時期によって消費者をアーリーアダプタ、アーリーマジョリティ、イノベータ,ラガード, レイトマジョリティの五つのグループに分類することができる。このうち、活用の時期が2番目に早いグループとして位置付けられ、イノベーションの価値を自ら評価し、残る大半の消費者に影響を与えるグループはどれか。
- ア. アーリーアダプタ
- イ. アーリーマジョリティ
- ウ. イノベータ
- エ. ラガード
【答え】ア
【解説】
イノベーター理論
新しい製品や技術(イノベーション)が市場に普及する過程で、消費者は関心度や採用時期によって以下の5つの層に分類されます。
| 順位 | グループ名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1 | イノベータ | 技術好き・新し物好き。最も早く導入する層 |
| 2 | アーリーアダプタ | 自分で価値を見出し採用。他者に影響力があるリーダー層(オピニオンリーダーと呼ばれる) |
| 3 | アーリーマジョリティ | 世の中の流れを見て採用する層 |
| 4 | レイトマジョリティ | 大多数が使い出してから導入する人々 |
| 5 | ラガード | 最も遅く導入。保守的な層 |
以上より、正解はア.となります。

