ITパスポート模擬試験~令和3年度【問87】~

単語を読みやすくするために、表示したり印刷したりするときの文字幅が、文字ごとに異なるフォントを何と呼ぶか。

  • ア. アウトラインフォント
  • イ. 等幅フォント
  • ウ. ビットマップフォント
  • エ. プロポーショナルフォント

【答え】エ

【解説】

各選択肢の解説

ア. アウトラインフォント

→文字の輪郭(アウトライン)情報をベクター形式で保持しており、拡大・縮小しても劣化しないのが特徴。

→これは表示形式・技術の話であり、文字幅が可変か固定かとは無関係。

イ. 等幅フォント

すべての文字の幅が同じになるように設計されたフォント。

→問題は「文字ごとに幅が異なる」と言っているので逆。

ウ. ビットマップフォント

→各文字をドット(ピクセル)単位で固定の画像として格納したもの。文字サイズを拡大するとギザギザ(ジャギー)が目立つ。

→表示方法の形式であり、文字幅の違いそのものには直接関係しない。

エ. プロポーショナルフォント

→文字の種類に応じて幅が異なるフォント(例:「i」は細く、「W」は広い)。単語全体が読みやすくなるように設計されているため、新聞や書籍、Webなどで広く使われている

→ ⭕ 問題の説明と合致

以上より、正解はエ.となります。

※「プロポーショナルフォント」はシラバスに載っていない用語です。勘で答えればOK。できなくても気にする必要はありません。