与信限度額が3,000万円に設定されている取引先の5月31日業務終了時までの全取引が表のとおりであるとき、その時点での取引先の与信の余力は何万円か。ここで、受注分も与信に含めるものとし、満期日前の手形回収は回収とはみなさないものとする。

- ア. 1,100
- イ. 1,900
- ウ. 2,200
- エ. 2,400
【答え】イ
【解説】
この問題は、与信限度額(=取引先に与えてよい未回収金額の上限)と、与信残高(=未回収の金額合計)を把握し、与信の余力(=限度額 − 現時点の与信残高)を求める問題です。
ポイント整理
まず、問題のポイントを整理しましょう。
- 与信限度額:3,000 万円。
- 5月31日時点での取引が対象。
- 売上計上:その時点で与信としてカウントされる(未回収扱い)。
- 回収済み:現金回収されたら与信残高から除外。
- 手形回収:満期日前のため「回収済み」とはみなされず、与信に含む。
- 受注も与信に含む(売上未計上でも与信が発生)。
各取引の確認
取引①
4/2:売上計上 → 与信に含む(400万円)
5/31:現金回収 → 回収済みなので与信から除外
∴与信残高0円
取引②
4/10:売上計上 → 与信に含む(300万円)
5/10:手形回収(満期6/10)→ 5/31時点では未回収扱い
∴与信残高300万円
取引③
5/15:売上計上 → 与信に含む(600万円)
∴与信残高600万円
取引④
5/20:受注 → 与信に含む(200万円)
∴与信残高200万円
与信残高の合計
| 項目 | 金額(万円) | 補足 |
|---|---|---|
| 取引② | 300 | 手形は満期前なので未回収 |
| 取引③ | 600 | 売上計上済み |
| 取引④ | 200 | 受注も与信に含む |
| 合計 | 1,100 |
与信の余力
与信限度額3,000万円ー与信残高1,100万円=1,900万円
以上より、正解はイ.となります。
※本問は自分で考えて解く応用的な問題なので、用語の丸暗記のみでは対応できません。

