マイナンバーに関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア. 海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。
- イ. 企業が従業員番号として利用しても構わない。
- ウ. 申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。
- エ. 付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。
【答え】エ
【解説】
各選択肢の解説
ア. 海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。
→マイナンバーは日本国内に住民票を有する人すべてに付与されます。つまり、日本国籍を持たなくても中長期在留者や特別永住者なども対象です。
イ. 企業が従業員番号として利用しても構わない。
→マイナンバーは法律で利用目的が厳しく制限されています(例:社会保障、税、災害対策)。従業員番号などの社内管理目的に使うことは禁止されています。
ウ. 申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。
→マイナンバーは一定の規則で割り当てられる12桁の番号であり、選ぶことはできません。
エ. 付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。
→ ⭕ 原則として一生同じ番号を使います。ただし、マイナンバーの漏えいなど特別な事情がある場合に限り、変更が認められることがあります。
以上より、正解はエ.となります。

