あるオンラインサービスでは、新たに作成したデザインと従来のデザインの Web サイトを実験的に並行稼働し、どちらの Webサイトの利用者がより有料サービスの申込みに至りやすいかを比較,検証した。このとき用いた手法として、最も適切なものはどれか。
- ア. A/B テスト
- イ. ABC 分析
- ウ. クラスタ分析
- エ. リグレッションテスト
【答え】ア
【解説】
各選択肢の解説
ア. A/B テスト
→ ⭕ WebマーケティングやUI/UX改善で広く使われ、2つ以上のバージョン(例:A案とB案)を実際の利用者に同時に提示して比較・検証する手法です。利用者の反応(クリック率、購入率、申込率など)を定量的に比較し、どちらのデザイン・UI・文言・構成が成果を上げるかを見極めるために用いられます。
イ. ABC 分析
→在庫や商品を重要度でA~Cに分類して分析する手法(売上構成比など)
ウ. クラスタ分析
→データを性質の近いグループに分類して分析する手(マーケティング分析など)
エ. リグレッションテスト
→ソフトの修正後、他の機能に影響が出ていないか確認するテスト
以上より、正解はア.となります。
※いぬぼきでは、「A/Bテスト」はCランク用語としています。

