NDA に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア. 企業などにおいて、情報システムへの脅威の監視や分析を行う専門組織
- イ. 契約当事者がもつ営業秘密などを特定し、相手の秘密情報を管理する意思を合意する契約
- ウ. 提供するサービス内容に関して、サービスの提供者と利用者が合意した、客観的な品質基準の取決め
- エ. プロジェクトにおいて実施する作業を細分化し、階層構造で整理したもの
【答え】イ
【解説】
NDA(Non-Disclosure Agreement:秘密保持契約)とは、機密情報を受け取る側が、漏えいや不正使用をしないことを誓約する契約のことで、ビジネスでの提携・開発・業務委託などの前段階でよく交わされます。
各選択肢の解説
ア. 企業などにおいて、情報システムへの脅威の監視や分析を行う専門組織
→これは「SOC(Security Operation Center)」の説明です。
イ. 契約当事者がもつ営業秘密などを特定し、相手の秘密情報を管理する意思を合意する契約
→ ⭕ NDA(秘密保持契約)の正しい説明です。
ウ. 提供するサービス内容に関して、サービスの提供者と利用者が合意した、客観的な品質基準の取決め
→これは「SLA(Service Level Agreement)」の説明です。
エ. プロジェクトにおいて実施する作業を細分化し、階層構造で整理したもの
→これは「WBS(Work Breakdown Structure)」の説明です。
以上より、正解はイ.となります。

