推論に関する次の記述中の a, b に入れる字句の適切な組合せはどれか。
( a )は、個々の事例を基にして、事例に共通する規則を得る方法であり,得られた規則は( b )。

【答え】ウ
【解説】
- 演繹推論(演繹法)
→ 一般的な原理・法則から、個別の事象について必ず成り立つ結論を導く方法
例:
「すべての人間は死ぬ」→「ソクラテスは人間」→「ソクラテスは死ぬ」 - 帰納推論(帰納法)
→ 複数の具体例から、一般的な法則・規則を推測する方法
→ 必ずしも正しいとは限らない(成立しないことがある)
例:
「白鳥Aは白い」「白鳥Bも白い」「白鳥Cも白い」→「白鳥はすべて白い(かもしれない)」
記述内容の読み解き
( a )は、個々の事例を基にして、事例に共通する規則を得る方法であり,得られた規則は( b )。
「個々の事例から共通の規則を得る」 → 帰納推論
「得られた規則は常に正しいわけではない」 → 成立しないことがある
以上より、正解はウ.となります。

