不正な販売行為を防ぐために、正当な理由なく映像ソフトのコピープロテクトを無効化するプログラムの販売行為を規制している法律はどれか。
- ア. 商標法
- イ. 特定商取引に関する法律
- ウ. 不正アクセス行為の禁止等に関する法律
- エ. 不正競争防止法
【答え】エ
【解説】
各選択肢の解説
ア. 商標法
→商品やサービス名(ブランド)の保護を目的とする法律
→コピープロテクトやコピー回避の行為とは無関係
イ. 特定商取引に関する法律
→訪問販売・通信販売などの取引ルールを規定する法律
→プログラムの販売手法自体は対象だが、内容に関する規制ではない
ウ. 不正アクセス行為の禁止等に関する法律
→ID・パスワードの不正取得やアクセスを禁止する法律
→対象はネットワーク経由のアクセス制限の突破で、コピー制限の回避とは別分野
エ. 不正競争防止法
→事業者間の公正な競争及びこれに関する国際約束の的確な実施を確保するための法律
→ ⭕ 技術的制限手段の回避装置の提供(コピーガードやアクセス制御を解除する装置・ソフトの提供)が不正競争行為として明記されている
以上より、正解はエ.となります。
