次のアローダイアグラムに基づき作業を行った結果,作業 D が2日遅延し、作業 Fが3日前倒しで完了した。作業全体の所要日数は予定と比べてどれくらい変化したか。

- ア. 3日遅延
- イ. 1日前倒し
- ウ. 2日前倒し
- エ. 3日前倒し
【答え】ウ
【解説】
まず、予定通りに作業が完了した場合のクリティカルパスを考えます。
・A(2日)→C(4日)→F(5日):合計11日(クリティカルパス)
・B(3日)→D(1日)→F(5日):合計9日
・B(3日)→E(1日)→G(5日):合計9日
次に予定変更後(作業Dが2日遅延、作業Fが3日前倒し)のクリティカルパスを考えます。

・A(2日)→C(4日)→F(2日):合計8日
・B(3日)→D(3日)→F(2日):合計8日
・B(3日)→E(1日)→G(5日):合計9日(クリティカルパス)
クリティカルパスが、変更前の11日から変更後は9日へ、2日短くなります。したがって、作業全体の所要日数は予定と比べて2日前倒しとなります。
以上より、正解はウ.となります。
