リファクタリングの説明として、適切なものはどれか。
- ア. ソフトウェアが提供する機能仕様を変えずに、内部構造を改善すること
- イ. ソフトウェアの動作などを解析して、その仕様を明らかにすること
- ウ. ソフトウェアの不具合を修正し、仕様どおりに動くようにすること
- エ. 利用者の要望などを基に、ソフトウェアに新しい機能を加える修正をすること
【答え】ア
【解説】
リファクタリングとは、ソフトウェアの外部から見た機能や動作を変えずに、プログラムの内部構造やコードの読みやすさ、保守性、効率などを改善する作業のことを指します。つまり、「仕様はそのままで、コードの質を良くする」ことです。
各選択肢の解説
ア. ソフトウェアが提供する機能仕様を変えずに、内部構造を改善すること
→ ⭕ リファクタリングの説明として適切です
イ. ソフトウェアの動作などを解析して、その仕様を明らかにすること
→これは「リバースエンジニアリング」の説明です
ウ. ソフトウェアの不具合を修正し、仕様どおりに動くようにすること
→これは「バグ修正(デバッグ)」の説明です
エ. 利用者の要望などを基に、ソフトウェアに新しい機能を加える修正をすること
→これは「ソフトウェア保守(改良保守)」の説明です
以上より、正解はア.となります。

