ニューラルネットワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア. PC, 携帯電話,情報家電などの様々な情報機器が、社会の至る所に存在し、いつでもどこでもネットワークに接続できる環境
- イ. 国立情報学研究所が運用している、大学や研究機関などを結ぶ学術研究用途のネットワーク
- ウ. 全国の自治体が、氏名,生年月日,性別、住所などの情報を居住地以外の自治体から引き出せるようにネットワーク化したシステム
- エ. ディープラーニングなどで用いられる、脳神経系の仕組みをコンピュータで模したモデル
【答え】エ
【解説】
ニューラルネットワークとは、人間の脳神経の構造(ニューロンのつながり)をモデル化したもので、主に機械学習(とくにディープラーニング)で使用されます。入力→中間層(隠れ層)→出力 という構造を持ち、パターン認識、音声認識、画像分類、自然言語処理などで活躍します。
各選択肢の解説
ア. PC, 携帯電話,情報家電などの様々な情報機器が、社会の至る所に存在し、いつでもどこでもネットワークに接続できる環境
→これはユビキタスネットワークの説明です
イ. 国立情報学研究所が運用している、大学や研究機関などを結ぶ学術研究用途のネットワーク
→これは学術情報ネットワーク(SINET)の説明です
ウ. 全国の自治体が、氏名,生年月日,性別、住所などの情報を居住地以外の自治体から引き出せるようにネットワーク化したシステム
→これは住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の説明です。
エ. ディープラーニングなどで用いられる、脳神経系の仕組みをコンピュータで模したモデル
→ ⭕ これはニューラルネットワークの説明です。
以上より、正解はエ.となります。

