IoT エリアネットワークでも用いられ、電気を供給する電力線に高周波の通信用信号を乗せて伝送させることによって、電力線を伝送路としても使用する技術はどれか。
- ア. PLC
- イ. PoE
- ウ. エネルギーハーベスティング
- エ. テザリング
【答え】ア
【解説】
各選択肢の解説
ア. PLC(Power Line Communication)
→ ⭕ 電力線を通信にも使う技術のことで、電力線に高周波信号を重畳してデータ通信を行います。家庭内LANや、スマートメーター、IoTエリアネットワークなどで使用されます。
イ. PoE(Power over Ethernet)
→LANケーブルで電力とデータを同時供給する技術で、主にIP電話機や監視カメラなどで使われます。
ウ. エネルギーハーベスティング
→周囲の微弱なエネルギー(光、振動、温度差など)を利用して電力を得る技術で、センサーデバイスなどの自立電源化に利用されます。
エ. テザリング
→スマートフォンのモバイル通信回線を使って、PCや他のデバイスをインターネットに接続させる機能のことです。
以上より、正解はア.となります。
※「PLC」はシラバスに載っていない用語です。「消去法+勘」で答えましょう。

