顧客との個々のつながりを意識して情報を頻繁に更新する SNS などのシステムとは異なり、会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される社内情報を扱うシステムの概念を示す用語として、最も適切なものはどれか。
- ア. IoT (Internet of Things)
- イ. PoC (Proof of Concept)
- ウ. SoE (Systems of Engagement)
- エ. SoR(Systems of Record)
【答え】エ
【解説】
各選択肢の解説
ア. IoT (Internet of Things)
→モノのインターネットのことで、センサーや機器をネットに接続して情報を集める技術
→社内情報システムの構造とは無関係
イ. PoC (Proof of Concept)
→概念実証のことで、アイデアや技術が実現可能かを検証する初期段階のテスト
→システム分類の用語ではない
ウ. SoE (Systems of Engagement)
→顧客やユーザーとの「つながり」や「対話」を重視するシステム(例:SNS、チャットボット、モバイルアプリなど)
→問題文で否定されている
エ. SoR(Systems of Record)
→業務処理や企業運営における信頼性重視の基幹系システム(例:会計、販売管理、人事、在庫管理など)
→ ⭕ データの正確性・整合性・安定稼働が必須
以上より、正解はエ.となります。
