利用者がスマートスピーカーに向けて話し掛けた内容に対して、スマートスピーカ一から音声で応答するための処理手順が (1) ~ (4) のとおりであるとき、音声認識に該当する処理はどれか。
(1) 利用者の音声をテキストデータに変換する。
(2) テキストデータを解析して、その意味を理解する。
(3) 応答する内容を決定して、テキストデータを生成する。
(4) 生成したテキストデータを読み上げる。
- ア. (1)
- イ. (2)
- ウ. (3)
- エ. (4)
【答え】ア
【解説】
各選択肢の解説
ア. (1) 利用者の音声をテキストデータに変換する。
→音声波形を認識して文字情報(テキスト)に変換する処理
→ ⭕ 音声認識に該当
イ. (2) テキストデータを解析して、その意味を理解する。
→入力されたテキストの意図を理解する(たとえば「天気を知りたい」のか「音楽をかけたい」のかなど)
→自然言語処理(意味解析)に該当
ウ. (3) 応答する内容を決定して、テキストデータを生成する。
→AIやルールにより、質問への答えや指示に対する返答テキストを作成
→自然言語処理(応答生成)に該当
エ. (4) 生成したテキストデータを読み上げる。
→作成されたテキストを音声に変換して話す処理
→自然言語処理(音声合成)に該当
以上より、正解はア.となります。

