システム開発プロジェクトで使用される技法のうち、スケジュール作成に用いる技法として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a DFD (Data Flow Diagram)
b 回帰分析
c クリティカルパス法
d プレシデンスダイアグラム法
- ア. a, b
- イ. a, d
- ウ. b, c
- エ. c, d
【答え】エ
【解説】
各選択肢の解説
a DFD (Data Flow Diagram)
→ ❌ 不適切。データの流れを視覚化する図で、業務分析やシステム設計に使われるが、スケジュール作成には使わない。

b 回帰分析
→ ❌ 不適切。統計的手法で、過去のデータから未来の傾向を予測する。スケジュール作成には直接使わない(工数予測などに使う場合はあります)。
c クリティカルパス法
→ ⭕ 適切。プロジェクトの作業の依存関係と期間から最長経路(クリティカルパス)を特定し、スケジュール管理に使う。

d プレシデンスダイアグラム法
→ ⭕ 適切。作業の依存関係をノードと矢印で表現し、スケジュール作成に使うネットワーク技法。
以上より、正解はエ. c, dとなります。


※d.プレシデンスダイアグラム法はシラバスに載っていない用語なのでわからなくてもOK。a~cが分かれば正解は導けます。