データベース設計におけるデータ分析で行うこととして、適切なものはどれか。
- ア. データウェアハウスから業務ごとに必要な情報を抽出する。
- イ. データ項目の内容が、指定された条件を満足する行だけを抽出する。
- ウ. 必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
- エ. 膨大な情報から統計的手法などを用いて、ビジネスに活用できる情報を探索する。
【答え】ウ
【解説】
各選択肢の解説
ア. データウェアハウスから業務ごとに必要な情報を抽出する。
→これは「情報活用」や「業務レポート作成」に近い処理です。
→データベース設計の段階で行う分析ではありません。
イ. データ項目の内容が、指定された条件を満足する行だけを抽出する。
→これはSQLによる抽出処理で、運用時の「データ操作」にあたります。
→データベース設計の段階で行う分析ではありません。
ウ. 必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
→ ⭕ これはデータベース設計における初期のデータ分析に該当します。
→どのようなデータが必要か、それらの関係(リレーション)や正規化などを整理する工程です。
エ. 膨大な情報から統計的手法などを用いて、ビジネスに活用できる情報を探索する。
→これはデータマイニングやBI(ビジネスインテリジェンス)に関する説明です。
→データベース設計の段階で行う分析ではありません。
以上より、正解はウ.となります。
