ITパスポート試験(マネジメント分野)の用語一覧です。いぬぼきのITパスポート講座では短期間で効率的に合格が目指せるように用語をランク付けしています。
・Aランク:繰り返しよく出題される用語、もしくは問題を解く際のキーワードになるような用語です。講座でメインとして扱っています。しっかりと学習しましょう。
・Bランク:たまに出題される用語です。講座では「さらっと学習」として扱っています。さらっと学習しましょう。
・Cランク:まれに出題されるか、選択肢の中でしか出てこない用語です。ざっと目を通す程度でOK。
今後の試験傾向によってランクは変動する可能性があります。
実際のシラバスはIPAのホームページで確認してください。
>ITパスポート試験シラバス6.3(変更箇所表示版)
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うまく検索結果を絞れない場合は「ITパスポート ○○○」と検索するといい感じに絞れると思います。
Aランク・Bランク用語
Cランク用語(ざっと目を通す程度でOK)
- 構造化手法
ソフトウェア開発において、論理的で体系的なアプローチを提供する手法の一つです。これは、1970年代頃から使われ始め、特にウォーターフォールモデルと組み合わせて用いられることが多い。トップダウン設計(全体から部分へと段階的に詳細化していく設計)、モジュール化(プログラムを機能単位で分割)、データと処理の分離(データ構造と処理ロジックを明確に区別して設計)、図式表現の活用(DFDなどを使って視覚的に設計)などの特徴をもつ。 - サービスカタログ
組織が提供しているITサービスの一覧であり、顧客や利用者に公開されるサービスの「メニュー表」のような役割を果たします。 - 需要管理
ITILにおけるプロセスの一つで、サービスに対するユーザーやビジネスの需要(リクエスト・使用量)を予測・調整し、リソースを最適化するための活動です。どれだけのITリソースが必要になるかを予測し、「いつ、誰に、どの程度のサービスを提供すべきか」を判断します。 - 性能テスト
システムやアプリケーションがどれだけ効率的に動作するか(速さ・安定性・リソース使用量など)を検証するテストです。システムが多くのユーザーに同時に使われる状況や、処理負荷が高い状況での振る舞いを事前に把握するために重要です。 - 相対見積
タスクの絶対的な時間やコストではなく、他のタスクとの比較に基づいて工数を見積もる手法です。 - 妥当性確認テスト
ソフトウェア開発において、作ったものが正しいかではなく、正しいものを作ったかを確認するテストです。つまり、ユーザーの要求や仕様に対して製品が合っているかを検証します。 - 負荷テスト
性能テストの中でも特に想定される通常の利用状況や、やや高めの負荷をかけて、システムの応答性や安定性を検証するテストです。実際の利用状況を模して、一定数のユーザーやリクエストを同時にシステムへ与え、正常に動作するか、どこまで耐えられるかを調べます。