問題
次の資料にもとづいて、部門費振替表を完成しなさい。なお、補助部門費の配賦方法は直接配賦法によること。
【資料】
1.各補助部門の各工事への配賦データ
甲工事部 | 乙工事部 | 丙工事部 | 合計 | |
機械部門 | 300馬力 | ?馬力 | ?馬力 | 600馬力 |
仮設部門 | 15セット | ?セット | 5セット | ?セット |
2.部門費振替表
解答
解説
次のような順番で金額を埋めていきます。
①②機械部門費と部門費合計の推定
「機械部門費¥?×300馬力/600馬力=甲工事部への配賦額¥390,000」
なので、①機械部門費は¥780,000であることがわかります。
したがって、②部門費の合計は¥6,234,000となります。
③仮設部門費の配賦額の推定
仮設部門費¥354,000のうち、乙工事部への配賦額¥118,000を控除した金額を甲工事部(15セット)および丙工事部(5セット)へ配賦します。
・甲工事部への配賦額:(¥354,000ー¥118,000)×15セット/(15セット+5セット)=¥177,000
・乙工事部への配賦額:(¥354,000ー¥118,000)×5セット/(15セット+5セット)=¥59,000
④甲工事部および丙工事部の金額の推定
縦の合計金額または差額によって、④の金額を計算します。
⑤乙工事部の金額の推定
横(または縦)の金額の差額によって、⑤の金額を計算します。