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商品有高帳に関する問題

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問題

次の5月中の取引にもとづいて、以下の各問いに答えなさい。

5日、A商品90個を@¥400で売り上げた。

10日、5日に販売したA商品のうち10個が返品された。

15日、A商品70個を@¥280で仕入れた。

20日、A商品100個を@¥400で売り上げた。


(問1)移動平均法によって、以下の商品有高帳に記入しなさい。なお、売上戻りについては受入欄に記入すること。

商品有高帳

(問2)移動平均法にもとづいて、5月のA商品の売上総利益(純売上高から売上原価を差し引いたもの)を答えなさい。

(問3)先入先出法にもとづいて、5月のA商品の次月繰越高を答えなさい。

解答

(問1)の答え

商品有高帳

(問2)の答え

・¥24,200

(問3)の答え

・¥11,200

解説

(問1)について

移動平均法とは、新しい商品を仕入れるたびに平均単価を計算し、この平均単価を次に販売する商品の払出単価とする方法をいいます。

したがって、15日の商品仕入時に平均単価を計算する必要があります。

移動平均法による商品有高帳の記入方法

まず残高欄に数量と金額を記入して、その残高欄の「金額÷数量」で平均単価を計算します。

商品有高帳は、すべて(払出欄も)原価で記入するということに注意してください。

(問2)について

問題文にあるとおり、売上総利益は純売上高から売上原価を差し引いて計算します。

純売上高の計算

純売上高とは、総売上高(売上高の総額)から返品等を控除したものをいいます。売上高は売価で計算していきます。

@¥400×90個(5日)+@¥400×100個(20日)
=総売上高¥76,000

総売上高¥76,000ー戻り¥4,000(@¥400×10個)
純売上高¥72,000

売上原価の計算

売上原価は、商品販売時(5日と20日)における商品有高帳の払出欄の金額から売上戻りの金額を差し引いたものとなります。売上原価はもちろん原価で計算していきます。

売上原価とは販売した商品の原価です。返品されたものは販売したことにならないので、売上原価には含まれません。

¥23,400(5日)-¥2,600(戻り)+¥27,000(20日)
売上原価¥47,800

売上総利益の計算

純売上高¥72,000ー売上原価¥47,800
売上総利益¥24,200

(問3)について

先入先出法は、古い商品(先に仕入れた商品)から順番に払い出していく(販売していく)と仮定して払出単価を計算する方法です。

ということは、逆に考えると新しい商品から順番に残っていくことになります。

先入先出法による売上原価の計算

したがって、月末商品はすべて15日仕入分の@¥280で構成されていることになります。

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