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経過勘定項目に関する仕訳・後T/B作成問題①

日商簿記3級無料問題集6-7のアイキャッチ画像
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問題

次の資料に基づいて、以下の各問いに答えなさい。

【資料1】決算整理前残高試算表(一部)

決算整理前残高試算表

【資料2】決算整理事項等

1.給料の未払額が¥7,000ある。

2.受取手数料の前受額が¥5,000ある。

3.支払利息の前払額が¥4,000ある。

4.受取利息の未収額が¥6,000ある。

【資料3】決算整理後残高試算表(一部)

決算整理後残高試算表

(問1)【資料2】の1~4に関する決算整理仕訳を答えなさい。

(問2)【資料3】の決算整理後残高試算表を完成させなさい。

解答

(問1)の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 給料 7,000 未払給料 7,000
2 受取手数料 5,000 前受手数料 5,000
3 前払利息 4,000 支払利息 4,000
4 未収利息 6,000 受取利息 6,000

(問2)の答え

決算整理後残高試算表

解説

経過勘定項目に関する問題は、機械的に処理するのではなく、なるべく理論的に考えていきましょう。最初のうちは面倒くさいかもしれませんが、慣れてくれば瞬間的にわかるようになりますし、暗記のように忘れてしまったり間違えたりすることもありません。

特に皆さんが頭を悩ませるところは4つの経過勘定項目が資産なのか?それとも負債なのか?という点だと思います。これについては次のように考えると分かりやすいと思います。

【資料2】1.未払費用(費用の未払い)

①費用の計上
(借)
給料
7,000
(貸)

未払費用は「当期に属する費用がいまだ計上されていないもの」なので、次期に支払う予定の金額のうち当期に属する部分を費用として計上します。

②未払費用の計上
(借)
給料
7,000
(貸)
未払給料
7,000

すると、必然的に未払費用の項目は貸方に来るので未払費用は負債であるということがわかります。

【資料2】2.前受収益(収益の前受け)

①収益の減額
(借)
受取手数料
5,000
(貸)

前受収益は「将来の収益を当期に前受けして計上したもの」なので、当期に計上した収益のうち、当期に属さない金額を減額します。

②前受収益の計上
(借)
受取手数料
5,000
(貸)
前受手数料
5,000

すると、必然的に前受収益の項目は貸方に来るので前受収益は負債であるということがわかります。

【資料2】3.前払費用(費用の前払い)

①費用の減額
(借)
(貸)
支払利息
4,000

前払費用は「将来の費用を当期に前払いして計上したもの」なので、当期に計上した費用のうち、当期に属さない金額を減額します。

②前払費用の計上
(借)
前払利息
4,000
(貸)
支払利息
4,000

すると、必然的に前払費用の項目は借方に来るので前払費用は資産であるということがわかります。

【資料2】4.未収収益(収益の未収)

①収益の計上
(借)
(貸)
受取利息
6,000

未収収益は「当期に属する収益がいまだ計上されていないもの」なので、次期に受け取る予定の金額のうち当期に属する部分を収益として計上します。

②未収収益の計上
(借)
未収利息
6,000
(貸)
受取利息
6,000

すると、必然的に未収収益の項目は借方に来るので未収収益は資産であるということがわかります。

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