犬でもわかる!無料簿記講座のロゴ

伝票の記入問題①

日商簿記3級無料問題集7-1のアイキャッチ画像
このページの目次

問題

次の2つの取引について、以下の各問いに答えなさい。なお、当店では3伝票制を採用している。また、商品売買の記帳方法は3分法によること。

  1. 甲商店から商品¥30,000を仕入れ、代金のうち¥10,000は現金で支払い、残額は掛けとした。
  2. 乙商店に商品¥60,000を売り上げ、代金のうち¥20,000は同店振出しの小切手で受け取り、残額は掛けとした。
伝票

(問1)取引を分解する方法によって伝票を起票しなさい。

(問2)取引を擬制する方法(いったん全額を掛けとする方法)によって伝票を起票しなさい。

解答

(問1)の答え

伝票(取引を分解する方法)

(問2)の答え

伝票(取引を擬制する方法)

解説

まず、本来の仕訳を考えてみましょう。

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仕入 30,000 現金 10,000
買掛金 20,000
2 現金 20,000 売上 60,000
売掛金 40,000

一部だけに現金収支を伴うような取引(一部現金取引)の場合、伝票の記入方法には取引を分解する方法取引を擬制する方法があります。

なお、各伝票には次のような取引を記入します。

入金伝票 入金取引(借方が「現金」の取引)を記入します。
出金伝票 出金取引(貸方が「現金」の取引)を記入します。
振替伝票 振替取引(現金収支を伴わない取引)を記入します。

(問1)取引を分解する方法

伝票へ記入する際は、上記の仕訳を現金取引とそれ以外に分解して考えます。そして、現金取引の部分については、入金伝票もしくは出金伝票へ記入し、それ以外の部分については振替伝票へ記入します。

1.の仕訳を分解

借方科目 金額 貸方科目 金額
出金伝票 仕入 10,000 現金 10,000
振替伝票 仕入 20,000 買掛金 20,000

2.の仕訳を分解

借方科目 金額 貸方科目 金額
入金伝票 現金 20,000 売上 20,000
振替伝票 売掛金 40,000 売上 40,000

(問2)取引を擬制する方法

取引を擬制する方法の場合、いったん全額を掛けで仕入れた(または売り上げた)と考え、その後すぐに掛け代金を現金で支払った(または受け取った)とみなして処理します。

1.の仕訳を擬制

借方科目 金額 貸方科目 金額
振替伝票 仕入 30,000 買掛金 30,000
出金伝票 買掛金 10,000 現金 10,000

2.の仕訳を擬制

借方科目 金額 貸方科目 金額
振替伝票 売掛金 60,000 売上 60,000
入金伝票 現金 20,000 売掛金 20,000
コンテンツ
このページの目次

スポンサードリンク